基本、観た映画のことを好き勝手に書いて、それをたまたま読んだ人が笑って楽しんでくれればいいなぁと始めたサブタレ。
わざわざここに来て辛気臭い思いをしたり、全く関係のない極々個人的なことを読まされても困るだろうと、あまりにも個人的なことは書かないようにもしてました。そんな考えがあったので、色々とあった上にスズメのこぶの死が重なって、サブタレを書かなくなってしまったんですが。
まぁ、またサブタレ始めたのには別に大きな理由はないんですけど。
で、
先日書いたように、うちに5匹の猫が居座っている。
母猫と、子猫が4匹。
ボス猫としての気質があるのか、単なるお人好しなのか、他の弟妹らの為にドアを開けてあげたり、野良猫の登場に怯える弟妹をかばうかのように先頭に立つ長男。
至ってマイペースで、他の猫にも人にも一定の距離を置く、ある意味一番猫らしい長女。
ニックネームの“アホちゃん”が全てを表す、四六時中ポケーっとしている二男。
そして、末っ子の“あーちゃん”。唯一名前らしい名前を付けられた猫。一番の甘えん坊のくせに、「もっと私をチヤホヤしなさい!」というお姫様気質の持ち主。食事でも寝床でも一番いいところを持っていく、ずうずうしい奴。散歩から戻ると真っ直ぐに走ってきて、なにやらずーっと話しかけてくる奴。何を言いたいのか、さっぱり分からないのだが。この間の記事で、最後の写真にメインで写っているのが、この子。
ここまで書いてもまだ書くことに迷ってしまう。
でも、一度登場させてしまったんだから、最後まで書かないと。
先日サブタレに、この猫らの事を書いた。
その日は別に映画も観ていなかったし、特にわざわざ書くこともなかったのでそのまま寝ようと思ってたんですが、ふと「猫の事を書こう」と。特にわざわざ書くエピソードもないので、書き終わった文章はいつも以上に空っぽのものだったのだが、ずっと引っかかっていたこぶの事も書けたので、「まぁいいか」程度のものだった。
書き始めたのが、夜の12時ちょっと前。なんだかんだで、1時過ぎに書き終わった。猫たちは、まだ散歩から帰ってきていない。
そのまま寝てしまえばいいのだが、何を思ったか今のうちにゴミを出しておこうと思った。普段“ゴミを出しておいてあげよう”なんて、思いもしなければやりもしないのに。
家から程ない所にあるゴミ集積所からの帰り、道路に何か黒い塊があることに気付いた。
嫌な予感がした。
でも、なんとなく覚悟も出来ていた。
あーちゃんだった。
散歩から家に戻る途中だったのか、頭を家の方に向けていた。
その身体は温かみがなくなっていたけど、まだ柔らかった。
そんなに時間が経っていないようだった。
家に戻ると、他の猫らも一斉に帰ってきた。母猫と長男が異変に気付いているようだった。
散歩から帰ってきても、すぐに「外に出せー!」と騒ぐ長男が、しきりに家の中をウロウロとしていた。あーちゃんお気に入りの寝床であった冷蔵庫の上を、何度も見上げていた。
母猫は、玄関のすぐそば、窓から外が見える場所から動かない。
子猫たちは、未だ母猫のおっぱいを飲んでいた。
子猫らそれぞれに、専用のおっぱいがあった。
母猫の左側一番上のおっぱいは、ぱんぱんに張ってしまっている。
猫らは、朝まで外に出ようとはしなかった。
昨日、あーちゃんお気に入りの庭の一角にお墓を作った。
猫たちはみんなそばにいた。
埋めた土の上に、コスモスの種を蒔いた。
雑草だらけだった、その場所。
きれいな花が咲いてくれたらいいなぁ。