2011年01月04日

ピート・ポスルスウェイト様、お疲れさまでした

人間である以上仕方がない事ではあるのですが、やはり映画ファンとして好きな俳優が亡くなってしまうのは悲しい限りです。
『父の祈りを』で初めてその存在を強烈に意識して以来、どんな小さい役柄でも作品で見かける度に「コンロンパパだ!」「コバヤシだ!」と嬉しく思ったものです。今では少なくなってしまった土の香りのする力強い俳優だっただけに、残念でありません。
心から、御冥福をお祈りいたします。

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2010年12月21日

一度は言ってみたいセリフ

こうも平平凡凡に生きてると、なかなか気の利いたセリフって言う機会がないですよねぇ。たとえ言ってみたところで、「なに言ってんの、この人?」と思われるのがオチですし。
そんなわけで、一度は言ってみたい映画のセリフを何個か。

朝に嗅ぐナパームの香りは最高だ!なんというか、勝利の匂いだ!


『地獄の黙示録』よりまず定番のセリフ。男の子なら誰しも一度は言ってみたい(及び言っちゃったことがある)セリフなのでは。ただまぁ、朝っぱらからナパームの香りが漂うようなこのセリフが似合う状況下に居たくないって問題もあるんで、当分言えそうにないかなぁとも。

ゆっくり消え去るくらいなら、燃え尽きる!


これまた定番の『ハイランダー/悪魔の戦士』から、せめて20代の内に言っておきたかったセリフ。今から言うにはちょっと遅過ぎ。もう、半分くらい既に燃えちゃってますし

銃を突きつけられる度に5セント貰ってたら、今頃俺は大金持ちだぜ


みなさん大好きな『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』からの名セリフなんですが、こればかりは不思議と実際に口に出してみると、カッコ良い以前になんか“負け臭”がしてしまう不思議なセリフ。ミッキー・ロークだからこそ、この映画だからこそカッコ良く聞こえるセリフで、下手に使うと負け惜しみにしか聞こえない危険性が。

動画が見つけらんなかったんで今回はこれくらいですが、どれもこれも使いたくても使えないセリフばかりでしたねぇ。やっぱり、「今日のご飯なにー?」とか「最近、鼻毛に白髪があるぞー」とかばっかり言ってる私みたいな人間には、縁遠い世界なんですねぇ。残念。せっかく『ダイ・ハード』の奥さんが言う、「あんなに人を怒らせるのは、アノ人しかいないわ」ってセリフが当てはまる大人にはなれたのに。

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タグ:雑記
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2010年12月18日

妄想劇場 セブン編

なんか大層なタイトルが付いてますが、ただ単に妄想をダラダラ書き連ねてるだけですんでお気になさらず。まぁ、いつものこと。
で、最近劇場にかかる大作って、なんかの続編かリメイクってのが多いですよねぇ。続編じゃなくても、あわよくばシリーズ化でウハウハって狙いがミエミエのものばかり。元がそんなんだから、続編が出来ても辻褄は合ってるは、展開は早いはで非常に優等生な作品に。それはそれで良い事なんでしょうけど、逆にビックリするような続編が少ないってのも何とも寂しいんじゃないかと。「エェェ!?これの続編がぁ!?」みたいな。『ニューヨーク恋泥棒2』が出来ちゃうみたいな。じゃぁ、せめてあり得ない続編を妄想しちゃおうと。ただそれだけの記事。
続編の作りようがない作品として真っ先に浮かぶのが、『セブン』。他にも色々浮かぶんですが、とりあえず一番のメジャーどころってことで。一時続編の噂は流れましたが、案の定流れただけなんで、妄想だけで作ってみようかと。きっと結構多くの人が似たような事をしているんでしょうし、中学生の雑記ノートみたいで恥ずかしいですけど、オリジナリティなんてサブタレにはないし、精神年齢も中学生と然程変わらないんで、まぁいいや。んなわけで、始まり始まりー。

■タイトルはどうする?
安易に『セブン2』とかにしちゃうと、数字表記で“7 2”となんか高齢の方みたいになっちゃうので、却下。『セブン・リターンズ』も、一体だれが帰って来るのか分かんないのでボツ。早くも考えるのが面倒臭くなってきたので、『エイト』に決定。8。遠目だと雪ダルマっぽいけど、これに決定。

■監督は?
間違いなくデヴィッド・フィンチャーには相手にしてもらえないので、別の人材で。とは言っても、元々がバカげた企画なので、大物監督は誰も受けてはくれないだろうと。とりあえず破綻しない程度の映画は作れて、依頼されれば受けそうな監督というと…マイケル・ケイトン=ジョーンズあたりか。『氷の微笑2』の。もうこの時点でクォリティガタ落ちの気配漂い始めましたが、自己主張の全くないサラリとした作品にだけはなりそう。セブンの続編がサラリとしてんのは如何なものかってのはさて置いて。

■脚本は誰が?
前作のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーなら書くんじゃないのかなと。タワレコ店長の意地で。意味はないですが。『ウルフマン』以外は最近劇映画から離れてますし、ここらでもう一発と。一人が不安なら、『リベリオン 反逆者』のカート・ウィマーも入れて。これで、変などんでん返しが起こること決定

■ストーリーはどうすんだ?
これが問題。安易な“ジョン・ドー・ザ・ビギニング”に逃げたくはないので、素直に後日譚で。こんな感じは?

“あの事件から10年後。またも七つの大罪を模した殺人事件が発生。単なる模倣犯かと当初は思われたが手掛かりは一切なく、担当刑事は困惑する。行き詰った刑事は、前回の事件を担当し、今ではメトロノーム売り隠居し施設暮らしを送るサマセット元部長刑事に助言を請う。捜査を進める二人だが、やがて事件の背後に前回の事件で大きなトラウマを負い警察を去ったミルズ元刑事の存在が見え始め…。”

うん。これでいいや。

■じゃぁ、オチはどうする気だ?
これまた問題。
“ミルズが犯人”
いやぁ、これはない。
“サマセットが老体に鞭打って犯行”
これもない。辛そう。もうちょっといたわってやらないと。
“ジョン・ドーに双子の弟がいた”
更にあり得ない。ないない。浮浪者が突然目から怪光線を発した『ザ・ダーク』並みにあり得ない。
無難な所で、こんなのは?
“ジョン・ドーは幼年期にとある教会が運営する孤児院で過ごしていた。しかしそこで行われていたのは、敬虔過ぎるにも程がある牧師によって選ばれた子供たちに行われる洗脳にも似た思想の植え付け。ジョン・ドーも今回の犯人も、その選ばれた子供の一人だった”
ってやつ。なんか、浦沢直樹の“MONSTER”とか『ブラジルから来た少年』っぽいけど、その路線で。上手くいけばシリーズ化も出来てウハウハですし

■キャスティングをどうする?
主役の刑事役には、『恋人はゴースト』『ゾディアック』のマーク・ラファロでいいんじゃないの?なんか、いっつも難事件に悩まされてそうな顔してますし。“ラファロ”って苗字もなんか偉そうで良い。
サマセット役のモーガン・フリーマンは、必死に口説けば出てくれそう。『ドリームキャッチャー』みたいな素敵な作品にも出て頂けましたし。
で、犯人役をどうするかなんですが、“ジョン・ドー双子説”を却下した以上はケヴィン・スペイシーにお願いできないので、聖人っぽそうな善人顔ながらも人とはちょっとズレた気持ち悪さもある『シェルター』のジョナサン・リス・マイヤーズを仮置きで。『ゾディアック』でも怪しかったジョン・キャロル・リンチなんかも善人そうでどっか気持ち悪い感じを上手く出す役者なんだけど、ちょっと生々しいので却下。孤児院の牧師役にはベン・キングズレーなんかも浮かびましたが、なんか定番過ぎる気もするので、同じ『シャッター アイランド』からマックス・フォン・シドーを。これで高級なB級映画臭が漂うでしょうし。

いよいよもって難しいのが、ミルズ役。ブラッド・ピットが出てくれるとは到底思えませんし。これだけ有名な作品の重要な役どころとなれば、誰もが尻込みしちゃうのも仕方なし。そうなったらもう、ショーン・ビーンにお願いするしかない。ショーンしかいない。『ヒッチャー』でジョン・ライダー役を演じると言う、誰が見ても負け戦であるにもかかわらず果敢に挑戦したショーンにしか出来ない荒技。出てる間は奥さんの事を思い出して、ずーっと悲しい顔をしてなきゃならないなんて、ショーンだからこそできる役。重要な役どころのように思えて、実は思わせぶりなだけで物語にもきちんと絡んでいない役なんて、ショーン以外に浮かびますか?いいえ、浮かびません。妄想なのに、余りの不憫さに書いてて悲しくなってきましたよ。せめてオープニングクレジットでは、最後の最後に“AND Sean Bean as David Mills ”と、大物扱いをして頂きたいと切に願うばかりです。

こんな感じ。自分で書いてて、ちょっと観たくなってきた。ただまぁ案の定、すっげぇ恥ずかしい記事の出来上がりになってしまいましたが、恥ずかしいのはいつもの事なので、気にしない。気になっちゃったら、なかった事にすればいいだけですし。では。

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2010年12月15日

エクスペンダブルズ ブルーレイ&DVD発売日決定!

筋肉の佃煮”と言うべき豪勢かつ高カロリーのキャストを揃えただけに収まらず、それぞれのキャラと見せ場をバランス良く織り込み、且つ身体を張ったまさに正しいアクション映画の傑作だった『エクスペンダブルズ』。もう、2010年は『エクスペンダブルズ』と『マチェーテ』だけあれば何もいらないと思えるほどの作品だったんですが、ようやくブルーレイとDVDの発売日が決定したようで。

■エクスペンダブルズ Premium-Edition [Blu-ray]
■エクスペンダブルズ [Blu-ray]
■エクスペンダブルズ [DVD]

都合3種の発売のようで。プレミアム・エディションってのが2枚組って以外はどんな特典があるのか分かんないんですが、エクスペンダブルズの刺青シールくらいは付けて欲しいなぁとも。
まぁ、なにはともあれ2011年3月9日の発売日まで、筋トレでもしながら待つとしますか。

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2010年11月17日

80年代の正月映画

先日『エクスペンダブルズ』を観た時、「こんな豪勢な映画、正月にやるべきじゃん!」と思ってしまった私。まぁ、世界同時公開とかなんとかの弊害で中途半端な時期の公開になったんでしょうけど、正月映画らしい豪勢なラインナップが揃う年末年始って、最近記憶にないなぁと。
ただ、その“正月映画らしい”って漠然としたイメージって、どこで植え付けられたんだろうという疑問も。私個人的にイメージする正月映画って、“大作や話題作が集中”“大スター勢揃い”って感じなんですが、それこそ世代や地域で違うのかもと。「じゃあ、実際どんなのが公開されてたか並べてみればわかるだろ」ってことで、その年の主だった公開作をズラズラ並べてみようかと。
どうせヒマだし

【1980年】
エクスタミネーター ■シャイニング ■バニシング IN TURBO ■ハンター ■フライングハイ ■ブラックホール ■レイズ・ザ・タイタニック ■がんばれ!!タブチくん!!あぁツッパリ人生

【1981年】
■セーラー服と機関銃 ■レイダース/失われたアーク《聖櫃》 ■エンドレス・ラブ ■キャノンボール ■勝利への脱出 ■ターボクラッシュ ■タイタンの戦い ■マッドマックス2 ■ミスター・アーサー ■モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン ■類猿人ターザン

【1982年】
■伊賀忍法帖 ■汚れた英雄 ■愛と青春の旅だち ■アニー ■E.T. ■地中海殺人事件 ■ポーキーズ ■ランボー

【1983年】
■里見八犬伝 ■エル・オー・ヴィ・愛・N・G ■ウォー・ゲーム ■キャノンボール2 ■グレートハンティング'84 ■ジャッキー・チェン/ドラゴン特攻隊 ■ステイン・アライブ ■大逆転 ■ネバーセイ・ネバーアゲイン ■ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ ■ポーキーズ2

【1984年】
■ゴジラ ■天国にいちばん近い島 ■グレムリン ■ゴーストバスターズ ■スパルタンX ■若き勇者たち

【1985年】
■ビー・バップ・ハイスクール ■吸血鬼ハンターD ■グーニーズ ■コーラスライン ■コクーン ■バック・トゥ・ザ・フューチャー ■ポリス・ストーリー/香港国際警察

【1986年】
■SFソードキル ■キングコング2 ■殺したい女 ■トップガン ■ハスラー2 ■リンク ■ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀

【1987年】
■はいからさんが通る ■インナースペース ■七福星 ■スーパーマン4/最強の敵 ■007/リビング・デイライツ ■ドールズ ■ドラキュリアン ■ニューヨーク東8番街の奇跡 ■バタリアン2 ■バトルランナー ■薔薇の名前 ■フロム・ビヨンド ■ベルリン忠臣蔵

【1988年】
■ザ・コップ ■3人のゴースト ■W/ダブル ■パンプキンヘッド ■ビートルジュース ■プリズン ■星の王子ニューヨークへ行く ■ミッドナイト・ラン ■ロジャー・ラビット

【1989年】
■孔雀王 ■恋人たちの予感 ■シー・オブ・ラブ ■スティール・ドーン/太陽の戦士 ■セイ・エニシング ■デビルジャンク ■ニュー・シネマ・パラダイス ■バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 ■バットマン ■ミステリー・トレイン ■ロックアップ


ずらーっと見る限り、私の“正月映画”のイメージは明らかに81〜84年に形成されたものですねぇ。ラインナップを見るだけで、いまだにワクワクしますし
それにしても、アクションありコメディありホラーありと、バラエティに富んだ作品が公開されてたんですねぇ、この頃は。身近な大衆娯楽って感じ。「洋画になんか負けるか!」っていう角川映画の意気込みと勢いも感じますし。だいぶ割愛したが、アニメも元気。
86年以降の、ビデオブームから派生したホラーブームがまんま反映されたラインナップも魅力。思い返せば、この頃はデートに行く映画を選ぶのに一苦労したものです。一応彼女に合わせて『恋人たちの予感』を観て、駅で別れたら速攻で劇場街に戻って『デビルジャンク』と『ロックアップ』を観る、みたいなことも度々でしたし。
ホラーだろうがなんだろうが、TVでガンガン予告編が流されてたのもこの頃ですねぇ。今じゃ各々のTV局が自前の映画を抱えてるせいか、それらの作品以外のCMは滅多に観れなくなりましたが。TV局が制作に絡めば宣伝もバンバン出来るから観客動員が期待できるってメリットも分かりますが、それ以外の作品の動員数を減らしてしまっては意味もない気が。まぁ、今じゃホラーのCMなんて流れたらクレームの嵐なんでしょうけど。つまんないの

【'79-91 映画予告宣伝集 絶叫系篇】


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2010年11月09日

今日中にはなんとか…

どうもこんばんは。たおですよ。
さて、昨日待望の『マチェーテ』を観まして、レビューを書こうとかれこれ3時間くらい頑張ってみたんですが、いやーさっぱり進まない。面白過ぎる
で、なんとか今日中にはアップしておこうかとは思うんですが、あんまりサブタレ休むと「なんだい?また3年近く休む気かい?」と思われそうなので、ここらでちょっくらお茶濁し。
まぁ、何時間掛かろうといつもの思い付きだけで書かれたレビューには変わりはないんですが。
そんなわけですので、まぁ、そんなわけです。
マチェーテフォーエバー!」です。

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2010年10月26日

ようやっと出ますねぇ

バート・レイノルズにジャッキー・チェンを中心に、ロジャー・ムーア、ファラ・フォーセットなどなどなどなど、オールスターが勢揃いした『キャノンボール』。べったべたのギャグで彩られた、まさにほろ酔い気分で観るにはうってつけの正月映画だった本作なんですが、版権やらなんやら色々と面倒だったのか、10年ほど前に劣悪なバージョンでDVDが出たっきり、幻の一本みたいになってましたよねぇ。観たいなぁと思っても、高値で取引されてて、なかなか観れなかったものです。

で、その『キャノンボール』。
ようやく今年の12月に再販されるようで。しかも廉価版として。特典が予告編とフォトガラリーのみってのはちょっと寂しいものの、デジタル・リマスターが施され、音声もDTS6.1CH収録と、以前出たものとは比べ物にならない物になっているようです。そして何よりも、日本語吹替えが収録されているのが嬉しい!いつの吹替えなのか分からないんですが、広川太一郎氏の吹替えだったらいいなぁと。


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2010年10月21日

出てくれるだけでも有難いんですかねぇ…

なんか、似たようなタイトルでいっつも愚痴っているような気がするたおです。こんばんは。
“気がする”じゃなくて、間違いなく愚痴っているんですが。

TVの映画版とか、TVみたいな映画とか、人が死んで泣く映画とか、人が死にそうで泣く映画ならバンバカ劇場に掛かっているのに、コメディに対する冷遇っぷりがハンパない日本で、どんなに大ヒットしたコメディでも劇場公開されないってのも今更じゃないですし、諦めてもいるんですが、“泣く>笑う”“有名人の出ている面白くもない映画>無名だけど面白い映画”ってのはやっぱりヤダなぁと。商売なのも分かるんですが、商売の土壌を作るのも仕事のうちだろうと。

で、そんな状況でも日本でそこそこ知名度のあるアダム・サンドラー主演の映画だし、本国では大ヒットしてたし、いつもの顔ぶれって言ったらそれまでだけど“アダム版『エクスペンダブルズ』”みたいな顔ぶれも揃っているし、ロブ・シュナイダーまで出ているんだから、「もしかしたら公開されるかも!?」と淡い期待をしていた“Grown Ups”が、まぁ案の定DVDストレートの扱いに。やっぱり、ロブ・シュナイダーはまずかったですか?
まぁ、ジャド・アパトーと組んだ“ファニー・ピープル”ですら御預けを食らっているんだから、出てくれるだけでも有難いんですが、なんですか?『アダルトボーイズ青春白書』ってタイトルは?ヒットさせる気が全くないんですか?それとも、国の政策としてコメディを締め出しているんですかい?

まぁ、愚痴はほどほどにして、素直に出る事だけを喜ぶとしましょう。
「やったー!『Grown Ups(邦題未定)(仮題アダルトボーイズ青春白書)』が出るぞーい!」

因みに予告編



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2010年09月13日

邦題について思うあれやこれや

最近、観た映画のタイトルがさっぱり覚えられない、たおです。セガールの映画なんて、どれがどの沈黙なのかさっぱり思い出せない。まぁ、概ね私の記憶力のキャパの狭さと、セガールの映画は、大体どの沈黙も似たようなものだからっていうのもあるんですが。

ただまぁ、そのタイトルを見てどんな映画なのかさっぱり分からない邦題が多いのも事実。『マシニスト』なんて、観たはずなのにタイトルだけを見ると思い出せない。原題のカタカナ化(及び単純直訳)か、『ワンス・アンド・フォーエバー』みたいによく考えると何の事を言ってるのかサッパリ理解できない謎の英語か、“俺たち”“40歳”“童貞”などのお決まりパターンの組合せばかり。最近だと『月に囚われた男』みたいに、内容もその周辺も彷彿させる良い感じの邦題がめっきりと少なくなった気が。

もちろん、製作側から「タイトル変えちゃダメだよー」って通達があるのかも知れないし、私なんかよりも遥かに経験も知識もあるプロが長時間白熱した会議を開いて決めてるんだから、それなりの意図があるんでしょうけど、古い話でアレだが、結果出てくるのが『バス男』だったりもするから、どうにもこうにも。

ちょっと話がずれますが、映画好きが集まる掲示板なんかを覗いてみると、“原題派”ってのが意外と多くて驚くことも。その原題原理主義な方々の意見を要約してみると、「作り手の込めた思いやテーマが表れているから」ってことに。あと、カタカナの方がなんとなくカッコ良いからってのと。
じゃぁ、その“作り手”ってのは誰なのかってことになってくる。原作があるなら原作者なのか、脚本家なのか、監督なのか、製作者なのか、製作会社なのかと。もし原作者だとして、その理論を適用すると、『スタンド・バイ・ミー』に本来付くべきタイトルは『死体』ってことになる。
本にしろ映画にしろ、商品として世に出る場合はまず“売れる”ってのが必要条件になるんで、作者の意向も重要だがアピールし易いタイトルを付けるってのも重要なのではと。それこそ、例えば私が恋愛小説なんかを書いてしまったとして、よりによって「タイトルは“鍋焼きうどん”が良い!」と言い張ったとする。もちろん編集者はそれをやんわりと受け流して、“愛と哀しみのボロネーゼ”とかなんとか付けるだろうと。

「じゃぁ、公開された原題のまんまで良いじゃん。カタカナにするとかで。英語っぽくてカッコ良いし」ってことにもなりそうだが、そうなると目と耳から入る情報って面で問題がある。如何せんここは日本。英語教育を受けてるとはいえ、いきなり“エクストリーム・プレジュディス”って言われても何のことかサッパリ分からない。直訳して“すっげぇ偏見”にすると、今度はどんな映画か分からない。英語ですらこの様なのだから、ウクライナ語とかになったら始末に負えない
言葉のニュアンスって、やっぱりその国々で異なるのは当然で、同じ単語でも受ける印象が違うってのも十分にあり得る。

そもそもこんな事を考えてしまうのも、別に「言葉を大事にしよー!」なんてことなんかじゃなく、結果的に騙されることになるかも知れないが「面白そうだな!」と思わせる、遊び心ある邦題が少ないってことがあるから。単語そのものは意味を成していなくても、目に入りやすいインパクト、口に出しやすいリズム感なんかがあった『ガバリン』とか『カランバ』とか『デモンズ』とか、なんか濁音と“ン”にこだわる東宝東和作品ばっかりな気もするが、そんなのがなくなっちゃったなぁと。

作品のテーマや雰囲気を壊さず、尚且つ目と耳に入りやすいタイトルを考えるってのはとんでもなく大変な作業だとは思いますし、下手なタイトルつけて興行的に失敗すれば「そんな邦題にするからだー!」と槍玉に挙げらるから嫌だってのも分からなくもないですが、原題のままなら興行的失敗を、少なくてもタイトルの面では責められないで済むってのも随分と後ろ向きですし、そもそもその大変な作業を、制限内に知恵を絞ってやるってのが仕事なんじゃないのかと思うので、是非とも頑張っていただきたいもので。
こんな感じで、今日の愚痴はおしまい。

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2010年07月27日

鏡だけでも十分怖い

夜中にふと目を覚ましてしまい、眠れずに部屋を当てもなくキョロキョロしてる時、隅にある鏡なんかが目に入っちゃうと、なんか怖いんですよねぇ。カーテンの隙間も怖いけど、鏡はもっと怖い。
やっぱり映画なんかでも鏡を効果的に使った恐怖シーンが多いもので、下手に大金掛けたCGや3Dなんかより全然怖かったりも。
で、そんなシーンばかりを集めた動画を見つけたんで、貼り付けてみようかと。

Mirror Scare



【登場作品リスト】
1.ファンタズム
2.ハロウィン II(2009)
3.オーメン(2006)
4.ショーン・オブ・ザ・デッド
5.狼男アメリカン
6.プロムナイト(2008)
7.プロムナイト(2008)
8.エスター
9.ミラーズ
10.ハロウィンH20
11.ナディア
12.エコーズ
13.ソウ3
14.ホワット・ライズ・ビニース
15.ザ・リング2
16.ザ・リング
17.リング
18.リング2
19.Vフォー・ヴェンデッタ
20.ラスト、コーション
21.キャンディマン
22.ホワット・ライズ・ビニース
23.ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
24.アンボーン
25.THE JUON/呪怨
26.The Return(未公開)
27.呪怨 劇場版
28.エルム街の悪夢3/惨劇の館
29.呪われた墓
30.エスター
31.ダーク・ウォーター
32.ネゴシエーター
33.レイヤー・ケーキ
34.アンボーン
35.ブロークン
36.ファンタズム

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