で、時間ばかり持て余していたので釣りにでも行こうと、いつもの小さな港へ。平日のうえいい加減寒くなってきたってこともあり、釣り場の防波堤には私のほかに2歳ほどの女の子を連れた夫婦が一組のみ。私もその家族連れも一向に釣れる気配がないまま1時間ほど経ったころ、いい加減飽きてきたのか、その女の子がキャッキャ言いながら防波堤を走り回り始める。防波堤の先端にいる私とその家族の間は大体100メートルほど離れているのだが、その間を何度も何度も走りながら往復するその子の体力に感心をしていると、その子が私を通り越して防波堤の突端まで行き立ち止まり、沖の方へ向かって「おいで!おいで!こっちおいでよー!」と叫び始めた。まぁ、あんまりにもお父さんが釣れてないんで魚を呼んでいるんだろうなぁと。そうじゃないと、ちょっと困りますし。確かにお父さんの為に魚を呼ぶならお父さんの側で呼べばいいだろうし、呼んでいる目線の先が近くの海面ではなくちょっと沖の方ってのが気になるところではありましたが、あんまり気にしてると怖くなる一方なので、その辺はひたすら無視する私。
釣りしながら食べようと思って買っていたお菓子を、封も開けていないのに箱ごとカラスに持っていかれたり、相変らず魚が全く釣れなかったりと散々な時間を更に2時間ほど過ごした頃、釣れないし寒いし暗くなってきたしってんでその家族が帰り支度を始める。「もったいないなぁ。これからが釣れる時間なのに」とその家族を見ていると、またあの子がタタッとこっちへ向かって走って来て、私を通り過ぎた防波堤の突端から沖に向かって「バイバイ!」と。その家族が帰ってしまうと、この薄暗い防波堤には私独りに。えぇ。そそくさと帰りましたよ。
というわけで、今日の釣果はゼロ!
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タグ:雑記
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なまじ自分には何にも見えない分、怖かったですねぇ。。。