2003年 アメリカ映画 146分 アクション 採点★
USA−P様んとこの“Die−Eary”でも紹介されていた、ゾンビ映画としてもコメディとしても稀に見る傑作だった『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライトとサイモン・ペッグ組の新作“Hot Fuzz”。『ダイ・ハード』や『リーサル・ウェポン』、ジョン・ウーの作品などポリスアクションの数々にリスペクトしまくった大傑作ということで非常に観たい一本なのであるが、その中のネタ元の一つとして取り上げられているのが『バッドボーイズ2バッド』。まず観ることのない作品としてその存在自体気にもしていなかったのだが、“Hot Fuzz”をより一層楽しむ為なら仕方がない。なんというか、その後のビールをより美味しく飲む為にサウナにもう10分入ってるような。

【ストーリー】
ドガーン!ボガーン!バババババッ!ドガーン!ボガーン!バッドボーイズ♪バッドボーイズ♪ワチャガナドゥ♪

ブラッカイマー&マイケル・ベイ&ウィル・スミスの映画にとやかく言ってもしょうがないんですよねぇ。たとえ全編がCMのようだろうが、迫力のためなら前後の繋がりや位置関係がアヤフヤになっていようが、その迫力すら心に何も訴えかけてこなかろうが別にいいんです。彼らの仕事は作品のクォリティを向上させることなんかじゃなく、ド派手な予告編でお客さんを釣ってチケットを買わせることなんですから。チケットを買っちゃった時点で彼らの責任は全うされて、後は劇場で私たち観客が30分もあれば済むような過程を90分もかけられて見せられ、そもそもアクションコメディで140分はキツイ事実にようやく気付き、そのアクションもコメディも丸っきり同じテンションで撮られているのでクスリともハラハラもしない退屈さにポカーンと口を開けていようが、こんな作品に1億3千万ドルも予算を掛け、しかもペイしちゃってるのだから、もう騙された私たちが悪いんです。あとはもう、この予算で多分100本くらいは作れたであろう『マクベイン』の方が面白かったなぁと、思いを馳せる以外はないんです。
とは言え、死体がゴロンゴロン転がるカーチェイスの悪趣味ぶりはちょっと楽しかったし、終盤の終盤に「オレたちがついてるぜ!」と今までの2時間は一体なんだったんだ?と腹立たしくなるほど歯が浮くような展開を恥ずかしげもなくやれたマイケル・ベイの根性に、★ひとつオマケ。このウサは、“Hot Fuzz”で晴らします。

バッドな映画を作るボーイズってことですかい?
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・・・そんな146分だったのですね。
哀生龍は、「ジョルディ熱」に冒されて夢うつつで見ていたため、いつの間にか見終わってました(笑)
いやその、マイケル・ベイの作品が全部駄目とも思ってないし、ブラッカイマー製作の映画が全部アレってワケでもなく、どれも俺様ならウェズリー・スナイプスの方がまだ憎めないんだけど別にウィル・スミスは才人だと思っているのですが… 食指が動かんもんはどうにも。
ってのはさておき、『Hot Fuzz』、日本でも公開されるといいですよね…
これ以上の事はもう書けませんが(泣)、
「HOT FUZZ」だけはちゃんと公開して欲しいなあ、と思います。そういえばたおさんはショーン・ビーン好きのようですが実は僕もそうでして、リメイク版の「ヒッチャー」を輸入版で買ってしまいました。そのDVDの中に予告編で「HOT FUZZ」が入ってて.....これは本当に面白い映画だと思います。めっちゃ観たいデス!
そして物語のあまりの展開に完全に気分を害して帰宅した記憶があります。
映画は派手であればいいと言うものではないと、
教えてもらった映画でもありました。
振り返ってみても、あの2時間半私は何をやってたんだろうと思い出せもしないんですが^^;
ジョルディ・・・
あの、なんとなくクリス・ペプラーっぽい人ですか?^^;
あのプールは絶対ダイエットしようと思ったんだわ♪←ほんとか?
ヤバすぎる二人が帰ってきたと思ったら、無鉄砲通り越して、開いた口がふさがりませんでした(^o^;
>ドガーン!ボガーン!バババババッ!ドガーン!ボガーン!バッドボーイズ♪バッドボーイズ♪ワチャガナドゥ♪
うん、この一文ですべてが言い表されていると思いまする(爆
ベイの映画って、派手なだけあって中身はともかく“金の掛かった大作”を観た気だけにはなれるんですが、これはその気分すら味わえなかったですねぇ。。。ヤケクソで悪趣味なギャグに走ってみても、ギャグとしても機能してなければ悪趣味にもなりきれないんですよね。ウィル・スミスにはいつもゲンナリさせられている私ですが、今回はあまり書かないように努めました。ただし!私の大好きな原作である“地球最後の男”に出やがるのは、観る前から気に入りませんが。。。
ショーン・ビーンが大好きと言っても、ショーンがダメな役であればあるほど好きなので、厳密にファンと言えるのかどうか不安でも。で、思い出した!そうだ!“ヒッチャー”も楽しみにしてたんだった!どうでした?ショーン、ダメな奴でした?w
まずは劇場で最後まで観た怪盗紳士さまの根性に敬服です!派手な映画は好きなんですが、その派手さが全く機能していないのはどうだろーとも。まるで、田舎から都会へ遊びに行くんで気合を入れてファッション誌で勧めてた格好を全て取り入れてみたら、とんでもなく格好悪いものになったみたいな。
こんな何も書くことがなければ書く気にもなれなかったんで書き捨てたレビューに、なんだかコメントがいっぱい^^;コメントの方が本文より長いw
たぶんマーティン・ローレンスは、『ビッグ・ママズ・ハウス』のメイクを取り忘れたまま現場に行ってしまったんだと思います。というか、全く適当に答えてます。
例のヒッチャーリメイク版ですが
まあダメといえばダメな奴でしたが、かなり頑張ってたなー、と(笑)。最近の「イイ人だけど役に立たない」役をしている優しい目ではなく、眼光はかなり狂気を孕んでいて鋭かったようにも思えます。
ちなみに。
あの名台詞は、というと......
「where are you from?」
に対して
「all over」
と答えてたので......ムムム。
えぇ!?
ディズニーランドじゃないの!?
都市伝説風味を強めたいのかも知れないけど、ディズニーランドじゃないんだぁ。。。