2004年 タイ映画 99分 ホラー 採点★★
イメージが恐竜と直結するせいか、子供の頃から案外トカゲが好きな私。ゲームはゲックスが好きでしたし。小学生の頃など通学途中でよくトカゲを捕まえ、筆箱にヒッソリと隠して持って行ったものです。大体のトカゲは授業中に脱走を果たしてたんですが、夏休み前の終業式に捕まえたトカゲはそのまま夏休みに突入し、無論夏休みに筆箱を開けるような子供じゃなかったんで、学校が始まって筆箱を開けてみたら、トカゲのミイラの出来上がりー。
【ストーリー】
美人ホラー作家のクワンがトカゲを題材にしたホラー小説を発表したら、なにやらトカゲの怨霊が出てきて大変なことに。
トッケーのピーが大暴れでマイペンライなどと言ってられない状況に陥るホラー。
やる気と意気込みだけは伝わる序盤のトカゲ版『死霊のはらわた』的展開から、一気に物語が急展開すると瞬く間に話しについていけなくなるワンパクなストーリーテリングが特徴の本作。好きな映画の影響を独自に消化することない作り手の思いつきと、行き止まりを屁としない勢いのおかげで、観ているこっちが翻弄されっぱなし。ようやく物語が見えてきたと思えばもう終盤だったという、非常に自由奔放な作りをした作品ではあるが、つるつる動く大雑把なCGでワンサカ出てくる割には動いているのはごく僅かというトカゲは、その大きさの曖昧さも含め愛嬌タップリだし、見せるべきものは(裸も含め)シッカリと見せるサービス精神も旺盛なので、★オマケで。まぁ、こういう映画がワンサカあるからこそ、極上の作品が生まれるんですし。
主役のルンラウィー・バリジンダークンを「どこかで見たことがあるなぁ」と思っていたら、『マッハ!』に出てた。まぁ、記憶にしかと残っているタイ映画といえば、『マッハ!』と『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』しかないので、「どっかで見たことがある」と思えば間違いなくどっちかなんですが。綺麗な顔立ちではあるのだが、それ以上にその顔からはちょっと想像できない抜群のプロポーションが印象的。男前なのだが『リトル★ニッキー』にしか見えないお医者さん役のピート・トーンジュアはさておき、ジャーナリスト役のチャタポン・パンタナアンクーンも「どこかで見たことがあるなぁ」と思っていたら、やっぱり『マッハ!』。なにせ、記憶にしかと残っているタイ映画といえば、『マッハ!』と『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』しかないもので。で、トニー・ジャーと死闘を繰り広げた彼のこと、きっとクライマックスは巨大トカゲ相手にムエタイ勝負を繰り広げるものだと決め込んでいたのに、膝蹴り一つ出しもしない。まぁ、それが一番衝撃的でしたが。
丈夫な肌
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TBありがとうございました。
この映画にTBいただけると思っていなかったので(笑)嬉しいです。
この手の映画って、ついつい観ちゃいませんか?
私は「面白くないだろうなぁ・・・」と思いつつ、借りちゃう派です。
またお邪魔しま〜す。
さすがにレビューまで書いているブロガーさんは少なかったですねぇw
この手の作品は、ついついどころか進んで観ますよ♪
「やっちゃったなぁ。。。」とか悔やみながらw