2016年05月01日

グッドナイト・マミー (Ich seh ich seh)

監督 ヴェロニカ・フランツ/ゼヴリン・フィアラ 主演 エリアス&ルーカス・シュヴァルツ
2014年 オーストリア映画 99分 ホラー 採点★★★

うちの子供らが歳も性格もバラッバラなもんでちょっと分からないんですけど、やっぱり双子って顔も性格もそっくりなもんなんですかねぇ。想像すると単純に「わぁカワイイ!」ってなるんですけど、中学生にもなって「足が速くなるらしい!」と、一日中外で友達とケンケンパをし続けるうちの長男みたいなアホが2人いると思うと、ちょっと荷が重いなぁ。で、声変わりして無精ひげなんか生やしたむさ苦しい野郎なんかに成長しちゃったら、なんかもう手一杯。双子うんぬん以前に、アホは一家に一人で十分

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【ストーリー】
人里離れた豪邸で母親の帰りを待つ9歳になる双子の兄弟。しかし、帰って来た母親は整形手術を受け顔全体を包帯で覆われた姿であった。その日以来別人のように冷たくなった母親に対し、兄弟らは何者かが母親のフリをしているのではと疑念を感じ始める。そして彼らは母親の正体を暴こうと行動に出るのだったが・・・。

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予告編がスゲェ怖いってので話題となった、オーストリア産のサイコスリラー。“パラダイス3部作”の脚本を手掛けたヴェロニカ・フランツがゼヴリン・フィアラと共に脚本/監督を。そのまま役名にもなった双子の兄弟エリアス&ルーカス・シュヴァルツと、パッと見美人なんだけどよく見るとジョン・マルコヴィッチにも見えてくるズザンネ・ヴーストらが出演。
端から隠すつもりがないのか結構大きめのネタが開始早々割れるので、ここでもネタバレ方向で。
予告編を観る限りは母親が“悪”で子供らが犠牲者って感じでしたが、その予告編自体が一種のミスリードでもあった本作。ザックリと言えば、現代版『悪を呼ぶ少年』みたいな感じ。
母親が本物じゃないと信じてしまう子供と、子供に信じてもらえない母親という、一つの恐怖を両面から描いた本作。自分の心と体の半分を失ったのと同様の悲劇と罪悪感に押しつぶされるエリアスが、そこから逃れる手段として生み出したかのような“ルーカス”。その悲劇から早く立ち直りたい、また私の憶測ではあるんですが、その状況から逃げ出し(若い女のもとにでも)去って行った夫への決別の意味も含め整形を施した母親。決して多弁ではないが、惨劇に至るまでの精神状態も含めた状況描写の積み重ねも効果を上げている。
ただ、物語で怖がらせようってのよりも、子供ならではの悪意なき残虐性の矛先が母親に向かう倫理的不快感を追求したって感じが強い印象も。好きか嫌いかはさて置いて、子を持つ親としては物凄い不快感を感じたって意味ではその目的を達した作品なんでしょうから、オマケ気味のこの評価で。

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親の心子知らず

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posted by たお at 23:23 | Comment(3) | TrackBack(7) | 前にも観たアレ■か行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
子供が純真ゆえに実はものすごく残酷なのだということをうまく描いていましたね。
子供を持つ身としては(それも大人)親が思うことを子供がどれだけ理解しているか、その逆も感じます。
なのでふんふん、ここまでエスカレートしないけれど、子供は怖いぞと思ってしまいした。
Posted by ミス・マープル at 2016年05月12日 15:59
ミス・マープル様、こんにちは〜♪
悪意のない残酷さの恐ろしさってのと、信じ込んでしまったものを守るために人間がどこまで残虐になれるのかってのを描き切ってましたねぇ。
反抗期とかグレたんではなく、母親を愛しているからこその行動ってのも怖いなぁと。
Posted by たお at 2016年05月13日 15:31
こんにちは

見る前はワクワクしていたんですけれども…
序盤から、あれあれ?ってなって、
「悪を呼ぶ少年」そのまんまの展開とオチで萎えました
後半の展開はどちらも愛があってこそなので、そこが悲しいのですよね
Posted by maki at 2017年01月08日 07:43
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グッドナイト・マミー
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