2015年09月18日

ジャッジメント・ナイト (Judgment Night)

監督 スティーヴン・ホプキンス 主演 エミリオ・エステヴェス
1993年 アメリカ/日本映画 110分 アクション 採点★★★

言葉にするとちょっとバカみたいなんですけど、“道に迷う”ってのが好きな私。歩き慣れない道を歩くのが好き。車での遠出も事前にざっと位置関係だけを確認して、あとは大体の方角へ向けて出発。カーナビなんて使わず。ってか、そもそも車に付けたこともなし。多少迷っても焦ることはなく、「へぇこんなお店があるんだぁ」と寄り道が増えるだけで。まぁ自分は楽しいんですけど、一緒に連れられてる方は堪ったもんじゃないんでしょうねぇ。

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【ストーリー】
妻と生まれたばかりの子供と共にシカゴ郊外で静かに暮らしていたフランクは、久々の外出を満喫するため高校時代の友人や弟と共にボクシング観戦へと向かう。しかし、道に迷い見知らぬスラム街へと辿り着いてしまった彼らは、そこで殺人事件を目撃してしまう。犯人グループに追われることになった彼らは、右も左も分からない土地で恐怖の一夜を過ごすことに…。

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プレデター2』のスティーヴン・ホプキンスがメガホンを握ったサスペンス・アクション。
一般的な常識が通用しない土地に迷い込んでしまう恐怖という、『脱出』や『悪魔のいけにえ』などでお馴染みのホラープロットで描かれる本作。都会者が見知らぬ田舎で散々な目に遭うのではなく、自宅から然程離れていない大都会の死角を舞台にしてるってのが新味。昔はヤンチャしてたが家庭を持ったことを機に大人になろうと努めている主人公や、端から大人になる気がない友人らが極限状態に追い詰められ、喧嘩っ早かったチンピラは借りてきた猫のように大人しくなり、ナンパ師は戦士モードに、ヘタレのゲスはよりヘタレのゲスに変貌していく様をスリリングに描いている。
舞台が近未来SFかの如くあんまりにも荒れ果ててるので現実味がなかったり、土地ならではの利点を地元民の悪党が使いこなせてなかったり、平穏の象徴である自宅の住所がバレてるってネタが活用されてなかったりする粗や不満も少なくない作品ではあるんですけど、四の五の言わせないノンストップ・スリラーとしては十分楽しめる一本だったかなぁと。

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ヤングガン』『張り込み』のエミリオ・エステヴェスを筆頭に、『マチェーテ・キルズ』のキューバ・グッディング・Jr、『ポルノ☆スターへの道』のスティーヴン・ドーフ、この当時オリヴァー・プラット並みに顔を見てた気がする『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』のジェレミーペヴェンや、『デモリションマン』のデニス・レアリーといった、何気に贅沢な顔触れが揃っているのも魅力の本作。
公開された当時も久々に観た今回もお目当てはエミリオだったんですけど、いつものヤンチャで可愛いエミリオを期待すると若干の肩透かしを覚えるのも事実。いつものエミリオなら先頭切って問題を拡大しちゃいそうなところなんですけど、今回のエミリオは真人間になろうとしている元ヤン。「まぁまぁ、まぁまぁ」と収めてばかり。もちろん最後にドドーンとキレてくれるんですけど、ヤンチャに戻るんじゃなくて“守る家庭がある今の方が強い”ってオチに持ってっちゃうので消化不良。これで弟役がチャーリー・シーンとかだったら、「これじゃぁシッカリしなきゃなんないよねぇ」と納得するんでしょうけど。

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地方ルールの鬼ごっこ

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posted by たお at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 前にも観たアレ■さ行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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