2015年05月09日

リターンド・ソルジャー 正義執行人 (A Good Man)

監督 キオニ・ワックスマン 主演 スティーヴン・セガール
2014年 アメリカ映画 103分 アクション 採点★★★

虫の居所が悪い中高年が、悪党退治の名目で憂さ晴らしする映画のことを“セガール映画”と言います。私が一方的にそう決めてるだけなんですけど。セガール出演作全部のほかには、リーアム・ニーソンの『96時間』やデンゼル・ワシントンの『イコライザー』なんかがそれに。予告編を観る限りではショーン・ペンの『The Gunman』なんかもそうなんですが、なにやら最近は中高年がこぞってセガール映画を作ってる印象も。で、大抵面白い。そろそろ本家のセガールも、後発に負けない本気のセガール映画ってのを作ってもらいたいものですよねぇ。少なくても、最低限映画としての体を成した普通の映画を作ってもらいたいと切に願うばかりで。

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【ストーリー】
悪徳武器商人を取り逃がしただけではなく、作戦の巻き添えで幼い女の子が命を落としてしまったことを悔い続ける元特殊部隊のアレキサンダー。今ではルーマニアの街で便利屋として過ごしていたが、隣人の女性と幼い妹がロシアンマフィア絡みの事件に巻き込まれたことから、彼女らを守るために立ち上がる。しかし、マフィアの背後にはあの武器商人がおり…。

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あれ?ちゃんとしてるぞ、今日のセガール
暗がりに座ったまま険しい顔して動かない&喋らないってのが最近のセガールで、たまに動けば後姿だし、喋る時は何かを読むが如く一点を見つめる省エネスターとしての地位を確立していたんですが、今日のセガールはよく動く。そして、よう喋る。極々当たり前のことなんですけど、セガールにやられると驚くんですよねぇ、これが。
監督が例によって『沈黙の処刑軍団』のキオニ・ワックスマンなんで、登場人物ばかり多くて話や場面がサッパリ整理されていないアレな仕上がりかと思いきや、きちんと主人公を中心に据えたシンプルな仕上がり。後半は若手に任せるいつものセガールが出ちゃってはいましたが、お姉ちゃんの方が目当てとは言え幼い少女のためにセガールが奮闘したり、セガールのくせに犬飼ってたりと「お?ちょっと違うぞ!」と思わせる要素も少なくない。あ、“セガールのくせに”は言い過ぎです。ゴメンなさい、セガール様。

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表面的には普通だが、随所随所にセガール色が出ているのも嬉しい本作。
過去に取り逃がした武器商人に対しセガールが数年に渡って間接的に嫌がらせをし続けていたり、長ドスに“鬼の包丁”と日本語名を付けていたり、なにかとロシア美人と絡んでみたりと、普通のアクション映画では味わえないセガール風味が満載。これを邪魔に思うかどうかが鍵なんですけど、そんなセガールが観たい私は満足。久しぶりに日本語喋ってましたし。「オ・ニ・ノ・ホー・チョー」って。
その辺のセガールらしさは、共同脚本も手掛けてたキオニ・ワックスマンの手によるものかと。
たぶん元々は隣人姉妹を元凄腕が助けるシンプルな話だったところを、「バーのシーンにもっとオッパイ出さないとセガールさん怒るよ!」とか、「美人ダンサーの一人くらいはセガールさんに抱きつかないとセガールさん怒るよ!」とか、「エンディングにロシア美人とのラブシーン入れないとセガールさん本気で怒るよ!」とか、的確なアドバイスで脚本を膨らませていったんでしょうねぇ。良い舎弟を持ちましたねぇ、セガール。

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posted by たお at 08:48 | Comment(0) | TrackBack(1) | 前にも観たアレ■ら行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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リターンド・ソルジャー 正義執行人
Excerpt: A GOOD MAN 2014年 アメリカ 103分 アクション オリジナルビデオ 監督: キオニ・ワックスマン 『沈黙の処刑軍団』 製作: スティーヴン・セガール 製作総指揮: キオニ・ワック..
Weblog: 銀幕大帝α
Tracked: 2015-05-15 15:42
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