2015年05月02日

インターンシップ (The Internship)

監督 ショーン・レヴィ 主演 ヴィンス・ヴォーン
2013年 アメリカ映画 119分 コメディ 採点★★★

IT産業やその周辺を描く映画には、結構な割合でインド人が登場してきますよねぇ。なんか、一昔前のビジネス映画には必ずと言って良いほど日本人が出てきて、大抵酔っ払ってカラオケしてる並にイメージが定着している感じも。確かにインドではIT産業が急成長しているようなんですけど、なんでだろうと調べてみたらカースト制が根底にあるようですねぇ。なんでも、IT産業はまだ出てきて間もないからカースト制度上規定がなくて、最底辺のカーストに属していてもそこで成功するチャンスがあるからだとか。そりゃぁ頑張りますよねぇ。

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【ストーリー】
セールストークだけは抜群の営業マン、ビリーとニックが勤めていた会社が倒産。アナログ人生を歩んできた二人だったが、「これからはデジタルだ!」とばかりにグーグルのインターンになることを決意。全米から集まってきた親子ほど歳の離れた優秀な若者に混じり、正社員となるため奮闘する二人であったが…。

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人生、サイコー!』のヴィンス・ヴォーンが主演/原案/脚本/製作を務め、『リアル・スティール』のショーン・レヴィがメガホンを握った再就職コメディ。
私のようなオッサンにとっては、やってることも社風も何もかにもが理解の範疇を優に超えてるグーグルに、そんなオッサンらが挑んでみちゃうという、ヴィンスお得意の世代ギャップコメディであった本作。若者と時代に抗いながらも互いに刺激し合い共に成長していくという安定したネタを、ショーン・レヴィお得意のそつがない演出で見せてくれるので最後まで安心しっ放しで楽しめた一本。
しかしながら、ギャップの対象となる若者に付け入る隙があれば素直に笑えるのだが、今回は前時代代表の主人公らと若者らとの間に広がる溝が歳と能力を含めあまりに広がっているので、観ていて居た堪れなくなる瞬間も少なくなし。アウェイっぷりが面白いジャンルなんですけど、今回はアウェイ過ぎちゃったかと。なんだかんだ上手く行っちゃう結末も、そのせいあって無理矢理感強し。
ただ、同年代の主人公らがその超アウェイで頑張ってる姿に笑い以外のエネルギーを感じさせたのも確かで、「よっしゃ、頑張って新しいことしてみようかな」と私のようなオッサンをほんのちょっとは奮い立たせる力はあったかと。まぁ、だからといって「オレもアマゾンに挑戦すっか!」とまではなりませんけど。

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主人公コンビに扮したのは『エイリアン バスターズ』のヴィンス・ヴォーンに、『グランド・ブダペスト・ホテル』のオーウェン・ウィルソン。口八丁担当のヴィンスと愛嬌担当のオーウェンという、お馴染みのコンビ芸存分過ぎるほど楽しめたって意味では、期待を全く裏切らない作品だったとも言えるかも。
そして、何と言ってもオーウェンがカワイイ。いつもオーウェンのことをカワイイと言ってはいるんですけど、今回はホント久しぶりにオーウェンらしい可愛げを堪能。頑固でアホちゃんで遊ぶ時は全力で遊ぶくせに、さり気なく努力家でちゃっかり彼女も見つけるしたたかさを兼ね備えた、私が期待するオーウェンを見れたってのは満足極まりなし。隣に引率のヴィンスがいたってのも大きいんでしょうけど、こんなオーウェンをずっと待ってた
そんなオーウェンの相手役には、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のローズ・バーンが。ひと回り近く歳が下なのにオーウェンが尻尾振って付いて行く感じが、なんかとっても丁度良かったなぁと。
そして、ノンクレジットながらも登場場面を全て自分色に染めちゃった『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』のウィル・フェレル。5分程度の登場時間なのに、ちょっとした短編を観た並みの充実感と疲労感を与えてくれる濃さに悶絶。
あ、そうそう。ヴィンス&オーウェン&フェレルに気が取られて忘れてましたけど、同じくノンクレジットで『アルゴ』のジョン・グッドマンも出てましたよ。

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確かに“人に好かれる”ってのは類稀なる才能だよなぁ

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posted by たお at 10:07 | Comment(4) | TrackBack(4) | 前にも観たアレ■あ行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは☆コメありがとうです。
オーウェン可愛かったですね〜
ヴィンスとのコンビもあってるけど、久々にベンとのコンビが観たくなっちゃった♪

これ、DVDスルーは残念。面白いのにー
Posted by mig at 2015年05月20日 21:54
mig様、こんにちは!
もう、久々にオーウェンらしいオーウェンを見たって感じで!
>ベンとのコンビが観たくなっちゃった♪
ようやく動き出した『ズーランダー2』に期待!!!
Posted by たお at 2015年05月22日 06:28
こんにちは

DVDスルーなのが勿体無い良作でしたね
メイズ・ランナーの主役の僕とかも出てたし、クィディッチとかチャールズ・プロフェッサーとか、映画ネタも挟んで、
おもしろおかしい話になっていました
…スゴい!いい会社だ!面白そう!とはなっても、だからといってamazonやグーグルに入社しようとは思わないのは一緒です(笑)
Posted by maki at 2015年09月03日 09:16
maki様、こんばんは〜♪
ちょっと未公開はもったいない作品でしたよねぇ。まぁ、コメディの冷遇っぷりは今に始まったことじゃないんですが。。。
にしても、企業理念がしっかりした会社でしたねぇ。ここまで立派だと、へそ曲がりの私は「なんかヤダ。。。」と思っちゃうんですけど^^;
Posted by たお at 2015年09月04日 18:37
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