本国イギリスでは11月17日に発売され、日本でも2015年1月7日に発売予定であるブライアン・フェリーのニューアルバム“アヴォンモア”。ここしばらくの楽曲を聴く限り「このまま枯れて萎んじゃって、最後は面白くもない桂三枝になって終わっちゃうのかなぁ…」と危惧したりもしましたが、前作“オリンピア”(ジャズのやつは置いといて)はなかなかの好アルバム。なんかフェリーがフェリーのコスプレして歌ってるかのようなアルバムでもありましたが、それが功を奏して“老い”を巧く活かした“今のフェリー”って感じになってたのかと。
で、今作。基本的には前作からの流れを受け継いでるんですけど、より一層フェリー汁が濃厚に出たアルバムに。もともと流行り廃りとは関係ない“ブライアン・フェリー”というブランドを確立している彼なので、今回も初めて聴いたはずなのに既に何十回と聴いたかのような錯覚を起こしつつ、でもデジャヴだけで終わらず「あぁ、やっぱこっちも良いなぁ」となっちゃう、好き者には辛抱堪らんアルバムに仕上がっておりましたよ。
因みに毎度お楽しみの参加ミュージシャンですが、シックのナイル・ロジャース、フェリーとは87年の“ベイト・ノワール”以来の協演で今回は全面的に参加した元ザ・スミスのジョニー・マー、こちらは85年の“ボーイズ&ガールズ”以来となる元ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーらがギターで参加。ギタリストの中にスティーヴ・ジョーンズの名前もありますが、セックス・ピストルズのではなくよく分からない方なのでご注意を。また、マーカス・ミラーやレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、アンディ・ニューマークにメイシオ・パーカー、そしてドラムに息子のタラちゃんといった錚々たる顔触れが。
【Bryan Ferry - Loop De Li】
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YouTube見ましたが、洋楽偏食な私には、途中からもう岡村靖幸のぶーしゃかにしか聴こえなくなって………アメリカンサイコなPVに出てるのは、有名な俳優さんなんでしょうか?
ぶーしゃかLOOPもオトナカッコ良いですが、こちらもボウイのニューロマンティックな香りプンプンで嫌いじゃないです。
ルトガー・ハウアーの方がサッパリ見当つかないんですが、2014年にこのサウンドをまだ聴くことが出来るって現実に喜びが。
因みに、調べてみるとこの俳優は売り出し中の無名若手っぽいですねぇ。