そんな写真を見ながら「一体何が起こっているんだろ?そばで見たらどんなんだろ?」と想像が頭の中を駆け巡るんですが、時折その想像は「他の星にはどんな生物がいるんだろ?」にも飛び火することも。そうなっちゃうともう手に負えないもので、夢の世界に行っちゃったきり帰ってこなくなることもしばしば。もちろん学校でたまには授業を聞いていたし別にアダムスキー信者でもないので、大好きな木星や土星に生命体が存在しないのは分かっているのだが、「いないの!ハイ、その話題はおしまい!」と切ってしまうのではあまりにつまらない。事実だがそれだけでは面白味がなく、そんなんじゃ次世代を担う子供たちの宇宙への関心を削ぐいてしまうのを理解していたのが、故カール・セーガン博士だったのではと。子供の頃貪るように読んで、あまりに読みすぎたのでボロボロになり3度買い直すハメになった“コスモス”で、“もし木星や土星の環境に適応する生物がいれば、きっとこんな感じだよ”と描かれた奇想天外な生き物たちに、猛烈に心を躍らせたものです。そんなカール・セーガンの夢を忘れない姿勢が、現在宇宙の遥か彼方を飛行中のボイジャーに、いつの日か出会うであろう知的生命体へ向けた複数の言語による挨拶や様々な音楽を収録したディスクを積む行動へと反映されているんでしょうねぇ。バッハやモーツァルトらのクラシックに、こっそりチャック・ベリーが混じってるのも堪らないですねぇ。ボイジャーを拾った宇宙人からメッセージが送られてくるってのは映画『コンタクト』にも描かれてましたが、個人的にはあんな回りくどいメッセージを送ってくる宇宙人よりは、素直に「もっとチャック・ベリーを送れ!」と要求してくる奴らの方が付き合いやすい気もしますねぇ。
で、えらく前置きが長くなったんですが、“近い将来に見つかるであろう生命体が存在する惑星には、こんな生き物が住んでるよ”といった内容のDVD『E.T.の住む星 衛星ブルームーン』ってのを見まして。以前NHKでも放映したようなので、ご存知の方もおられるかも。まぁ、この手の内容には滅法弱いので、欧米人らしく結局はクジラがメインになっちゃうクリーチャーや、ゴールから逆算的に想定されたかのような生態系に疑問も数多く浮かびはしたものの、基本的にはヨダレだだ漏らしの45分間で。一から説明を受けたとしても、きっとチンプンカンプンでしょうし。
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