2005年 ルーマニア/スイス/イギリス映画 95分 アクション 採点★★
2本も付き合ったんだから、3本目も付き合うってのが礼儀でしょうねぇ。
【ストーリー】
かつては凄腕のシールズ隊員だったジャックが率いる強盗団は、カジノの現金輸送車を襲撃する。見事成功したかに思えた強奪だったが、何者かの待ち伏せにより仲間たちは全滅。唯一手元に残ったケースを手に逃亡するジャックだったが…。
なにかとイロイロあってルーマニア滞在中にまとめ撮りされた、“スナイプスの大運動会”第3弾。“凄腕軍人”“凄腕諜報員”に続いて、今回は“凄腕強盗”のスナイプス。まぁ、どこにも新味はないのですが。ゴッホの幻の絵画を巡る陰謀と、それを中心に何本かのストーリーラインが絡むのだが、基本的には下手な冒険を全くしない安全運転な仕上がり。映画としての尺が足りなかったのか、やたらと繰り返す回想シーンと、ひたすらに長いカーチェイスばかりが印象に残る作品なのだが、その目玉であるはずのカーチェイスが、どうにもこうにも。スピーディに見せる工夫も迫力を倍増させる工夫も全て施されているのに、全くスピード感も迫力も伝わらない不思議カーチェイスに。まぁ、今回の大運動会に高望みは禁物なのですが。
軍人時代の回想シーンが『ザ・マークスマン』の使い回しのウェズリー。もうこの時点で「どうせ誰も観てないから…」と気持ちが後ろ向きになってしまっているウェズリーなのだが、大丈夫だよ。ちゃんと観ているよ。だから、ちゃんと映画を作れ。
そんな気持ちが後ろ向きのウェズリー以外は、『DOOM ドゥーム』のデオビア・オパレイぐらいしか見覚えのない、非常に印象の薄い顔ぶれ。『ザ・マークスマン』『デトネーター』と2本も付き合ったウィリアム・ホープは、今回不在。せっかくだから、付き合ってやればいいのに。おかげで、冒頭以外は絡まないタイトルの意味が、観終わった後スッカリと忘れるまでの時間を意味することに。
どんなことされても、出ないやる気は出ない
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吸血鬼モノが大好きなので『ブレイド』も観ました。
…ウェズリーが鈴木雅之に見えました。
最近『3』を観ましたが、ミーハーな私はジェシカ・ビールだけ満喫しました。
どんどん不良番長と化していくブレイドシリーズは大好きなんですが、役柄と現実の区別が効かなくなってきたのか、最近の鈴木雅之・・・じゃなくてウェズリーは、どうにも鳴かず飛ばずですねぇ^^;
ついでに、と言ってはなんですが、
何本かにTBさせていただきました。
この映画、いわゆるVシネマですよね。
TBありがとーございます♪
洋物Vシネっていえばセガールの専売みたいなもんだったんですが、この3本で一気にウェズリーも仲間入りしちゃいましたねぇ^^;
>軍人時代の回想シーンが『ザ・マークスマン』の使い回し
全然気がつきませんでした!
>どんなことされても、出ないやる気は出ない
すごく笑わせてもらいました!
ウェズリー・スナイプスも、こんなに一気にB級アクション映画に出演すると、
ホントに“B級アクションスター”って感じになっちゃいますよね。
もうちょい何とかならなかったのか・・・
つまらなくはないのですがね。
軍人時代はザ・マークスマンの使い回しだったんですか、、、そこまでちゃんと観てなかったかも。
たおさんちゃんと観ててえらい〜
『マークスマン』の、飲み屋で仲間が皆盛り上がってるのにスナイプス独り中二階みたいな所で飲んでいるシーンがそのまんま使われてましたねぇ。あっちでは仲間の一人が見かねて声を掛けに行っただけなのに、本作では逮捕されたってことに。映画ってマジックですねぇw
まぁ、出ないやる気ってのは、書いてる私にも言えるんですが^^;
ちゃんと観てたっていうか、たまたま気付いただけなんですけどね^^;
『マークスマン』も使いまわしの多い映画でしたが、まさか直近の自作を使いまわすとは。。。
それはそれで感服いたします。