2013年04月16日

フィラデルフィア・エクスペリメント (The Philadelphia Experiment)

監督 ポール・ジラー 主演 ニコラス・リー
2012年 カナダTV 89分 SF 採点★★

“「戦艦に高電圧をかけて消磁してレーダー上から見えなくしちゃおう!」という実験をアメリカ海軍が秘密裏に行ってた…”、ってな噂話が発端だと言われる“フィラデルフィア計画”。ただそれだけだとイマイチ面白くなかったのか、実験の影響で人が船にめり込んでたとか人体発火が起こった等の尾ひれが付き始め、やがて時空の割れ目を通ってタイムスリップしてキリストに会ったとか、火星の古代文明の怪物が繋がってしまったスターゲートを通ってやって来たなどなど、そもそもの話がなんだったのか分からなくなるほどの膨らみっぷり。与太話ここに極まれり

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【ストーリー】
1943年に行われた“フィラデルフィア計画”を基にした物体不可視化実験の結果、時空の割れ目からその当時の駆逐艦エルドリッジが現れる。で、なんだかんだと大変な目に…。

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そんな“キング・オブ・与太話”をTV映画化したSFパニック。メガホンを握ったのは、アルバトロスやプライムウェーブから出てるパニック映画のジャケットを見ると、結構高確率で名前が出てくるポール・ジラー。“ジョン・カーペンターが製作総指揮をした同名映画の完全リメイク!”とジャケットに書かれてますけど、モチーフが同じなだけの別物語なのでご注意を。
物語がどんどん『ファイナル・カウントダウン』に近づいてしまう、借り物競走でアイテムを間違ったまま自信満々にゴールするかの如きトンチンカンっぷりは目をつぶるとして、“70年前と同じ実験をしたら繋がってしまった時空”とか“タイムスリップ先で初めて出会う孫娘”など、アイディア自体はそんなに悪くはない本作。ただまぁ、それらを膨らませる工夫にも手腕にも乏し過ぎるのは痛恨の極み。とりあえず政府を悪役にしたいのは分かるが、事態を収拾する手段が“関係者全員の抹殺”ってのは頭が悪すぎ。ふつう機械が壊れたから修理技師を殺さないでしょうに。
まぁ、空いた時間枠を埋めるために作られたかのような作品なんでしょうから、空にバリバリーと稲光と共に裂け目ができ、そこに船が吸い込まれていく“ザ・プライムウェーブ”な見せ場を楽しみつつ暇をつぶすって意味では十分役割を果たす作品なのかと。“永遠のクライチェック”こと『マリオネット・ゲーム』のニコラス・リーや、84年版『フィラデルフィア・エクスペリメント』の頃と変わらぬハンサムっぷりと大根っぷりを披露するマイケル・パレ、B級映画の箔付け専門役者と化した『ハロウィン II』のマルコム・マクダウェルなど、キャスティングのほろ苦さも印象的でしたし。

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ある意味これもタイムスリップ

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タグ:★★ SF
posted by たお at 09:38 | Comment(0) | TrackBack(1) | 前にも観たアレ■は行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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