2005年 アメリカ映画 94分 アクション 採点★★★
“マン”が付いているだけで心がときめく、たおです。もう、“なんとかマン”ってだけで、好感度が三割増しです。それが例え『グリマーマン』だろうが『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』だろうが、とてもとても嫌いにはなれません。やっぱり、アレですかね?仮面ライダーよりウルトラマンの方が好きなのも、その辺に関係してるんですかね?あ、でも別にライダーマンは好きってわけじゃないですよ。だって、顔半分剥き出しなんですもん、アイツ。
【ストーリー】
ロシアの原子力発電所が、チェチェンのテロリスト集団に占拠される。核物質が持ち込まれ爆破されることを恐れたアメリカ政府は、人質として拉致されたアメリカ人技師の救出と、より正確な爆撃を導くマークの設置の為、特殊部隊と凄腕“マークスマン”ペインターをロシアに派遣する。
もう扱いがドルフ・ラングレンやチャック・ノリスと同等になってきたウェズリーによる、“スナイプスの大運動会”第一弾。
全く心がこもっていないのか、“孤高の天才=無口”と判断したのか、借りてきた衣装のように全く様になっていない迷彩服を着込んだウェズリーが、口数もアクションも控え目に、そのくせやたらと目立つ、まるでゲストスターが90分出ずっぱりになったかのような一本。シーンが切り替わる毎に持ってる銃が変わっていたり、あからさまに借り物映像であることが分かってしまう『ナイト・オブ・ザ・スカイ』の100分の1程度のスピード感と迫力のドッグファイト、その戦闘機がいつまでも同じ場所を飛んでいたり、機体番号がシーン毎に違ってたりする『トップガン』現象や、「見て見て〜!この景色スゴイでしょ〜!」としきりにカメラを振り返り猛アピールをするパイロットなど、心が全くこもっていないシーンの連続ではあるが、「とりあえず中学生はこれくらい爆発させとけば満足するだろ?」とばかりにまるでガソリン量を間違ったかのような派手な爆発の連続に、精神年齢が中学生の私はそこそこ満足。ほんのりスパイ映画風のストーリー展開も、中学生向けにいたってシンプルで、ウッカリ30分ほど気絶してても難なくストーリーに追いつける、親切設計も魅力。
“俺さえカッコよければ万事OK”のブレイドシリーズも『ブレイド3』で幕を閉じ、途端に元気のなくなったウェズリー。そんな、留年してまでも高校に居座り幅を利かせていたが無理矢理卒業させられて社会に出たものの、全く適応できず毎日校門の前で後輩を待っているかのようなウェズリーは、映画での話題よりも脱税やら国外逃亡やらと、ネガティヴな話題ばかり。そのイメージを払拭したいのか、とりあえずまとまったお金が欲しいのか、質より量の映画出演が目立ち始めている気も。なにも意地張らないで、またブレイド始めちゃえばいいのに。
ウェズリー以外には、『エイリアン2』『沈黙の追撃』と全くアテにならない上官役ばかりのウィリアム・ホープぐらいしか知られた顔ぶれのいない作品であるが、さすが“大運動会”。参加者全員が主役なのか、エンドクレジットで主役級はおろか脇役の皆さんまでドドーンとキメ顔のストップモーションに名前が被さる演出を。そんな結果はともあれ「僕たちが作りました!」って意気込みに、★オマケで。
結局は後輩だけの友達と戦争ごっこ
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>孤高の天才=無口
その通りでした!
また、この作品に対する
愛情が一杯つまった記事で
楽しく読めました!
自分はまだまだ、スナイプスの作品に
愛が足りないと痛感しちゃいました!
ウェズリーもすっかり転がり落ちてますよね^^;
初期の作品はB級ながらも結構面白かったのに・・・
予算も製作期間もない中で頑張って作りましたって感じでしたけど、だったらもう少し直球勝負でも良かったよーな(^^ゞ
ま、取り敢えずライダーマンはないですよねw
彼だけ改造人間じゃないですし^^
ではでは〜、これからもよろしくお願いします♪
愛情というか、ウェズリー作品とも付き合いが長いので、これくらいいじらないと真意が伝わらないかなとw
ライダーマンは自主制作ですからねぇ。いうなれば、インディーズwww
現金が必要になっているウェズリーの焦りだけは伝わるんですけどねぇ・・・^^;
○○マン、私も好きですねぇ(笑)
気づいたらここ最近、ウェズリー・スナイプスさんの作品をよく観てましたわ^^;
ああこういう役が多い人なのねーと思いました。
“100分の1程度のスピード感と迫力のドッグファイト”には笑わせてもらいました。
出稼ぎという名目の逃亡生活だったウェズリー。この時期の作品は、なんとも心がこもってないんですよねぇ^^;
“マン”ってついてるから観ちゃったようなものですけどw