2012年11月04日

間違うこともあるから面白いんじゃないの?

地元にプロ野球チームが出来たからといって、そう易々と贔屓チームを鞍替えするほど心の好き袋に余裕がないので、地元では少数派になりつつあろうとも巨人愛を貫いている私。それにしてもやっぱり気分が良いですねぇ、巨人が優勝すると。目覚めからして気分が良い。シリーズ自体も一進一退の好ゲームが続きましたし。

そんな素晴らしかった日本シリーズに水を差したのは、やっぱりあの大誤審でしょうねぇ。あれは酷い。ただ、その後のTVや大衆紙の論調を見ると巨人や選手の加藤を非難する変な方向に。某大衆紙に至っては“欲しいものは力ずくでも奪い取る巨人”との見出しを。きっとこれを書いた人は自分では“馬鹿のフリした賢人”気取りなんでしょうけど、単なるバカなんでしょうね
引いたバットが頭に当たっちゃって痛がってたら皆出て来て引くに引けなくなったとか、あの点差のあのカウントで故意に死球を演じる意味が分からないとかはさて置いて、本当に加藤が故意に死球を演じたとしても、責められるべきはあんなものを死球判定した挙句に危険球認定までした主審のお粗末さでしょうに。
それとも、非難している人達って「主審が巨人から金を貰ってる!」とか原監督があの場で「てめぇ、死球にしねぇと球界にいれなくするぞ!」と脅したとでも思ってるんですかねぇ?“ジャンパイア”なんて言葉がまかり通ってるくらいですんでそう信じてる人も多いのかも知れませんが、ファンからすれば「じゃぁ、毎年優勝させてくれよ!」と。

そもそも野球だけに限った話じゃないんですが、人間がジャッジをしているから試合は面白いんだと思うんですよねぇ。ストライクゾーンが人によってまちまちだったり、際どいタイミングにハラハラするのも人間の曖昧さがあるから故ではと。微妙な判定に腹が立つことも多いですが、だからといってイチイチ全部ビデオ判定にしろとは思わず。そんなにキッチリキッチリした判定がお好みであれば、人間がやる野球なんて見ずにパワプロでもやってた方が良いですし。
ただまぁ、その曖昧さも含め好ゲームを演出していくには、やっぱり審判のスキルアップが必須。最低限のスキルがなければ威厳も生まれず。大舞台に審判自体も舞い上がってたのかも知れませんけど、あんなプロらしからぬジャッジをしてしまうような人は、プロとプロが全力を尽くしてぶつかる球場に足を踏み入れて欲しくないなぁと。どんな講義に対しても「うるせぇ!オレがルールブックだ!」と言い切れる審判が生まれてくれるよう、審判団のより一層のスキルアップを願うばかりで。

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posted by たお at 09:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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