いつも休日といえば、ダラダラとDVDとワイドショーを観ているか、釣竿片手に海に行っているかな私ですが、昨日はせっかくの秋晴れ。秋といえば紅葉。紅葉といえば山ってわけで、ほぼ思いつきで自宅から車で約2時間、鳴子温泉郷へ行ってきました。思いついたのが一昨日の寝る直前と、相変らず無防備な計画ですが。
で、鳴子峡と呼ばれる絶景ポイント目指して車を走らせていたのですが、そこは温泉郷。到る所からもうもうたる湯気と硫黄の香りが漂う昭和の面影を深く残す温泉街を通る私は、ものの見事に温泉の誘惑に負け、目に付いた旅館に直行。普段は10分も風呂に入っていればのぼせ上がる私が、一時間たっぷりかけて茹で上がることに。「なんだい?まだ掃除終わってないんだぞ」とボディラングエッジをフル活用して訴えかける職員の冷たい視線を尻目に、やれ大浴場だ、打たせ湯だ、寝湯だ、泡風呂だ、露天風呂だと風呂三昧。たっぷりと温泉成分を吸収したせいか、息まで硫黄臭い。
すっかり気分も良くなりロビーで一服をしていると、「これからどちらへお出かけで?」と仲居さん。あ。紅葉を見に行くんだった。
このまま一泊したいという誘惑にはさすがに打ち勝ち旅館を出発。当初の予定の鳴子峡へ到着するが、どうにも観光客の姿が少ない。
紅葉の季節なのに。
駐車場もガラガラで、お土産店にも人はまばらだ。
紅葉の季節なのに。
絶景ポイントの展望台から眼下に広がる壮大な渓谷を眺めると、緑々たる広葉樹の数々が目に入る。真緑だ。
紅葉の季節だってのに。
ふと目に入った看板を読んでみると、“紅葉の最盛期 10月下旬”と書いてやがる。それを調べるの忘れてた。
仕方がないんで一時間ほど美しい景色に囲まれた真緑の渓谷を散策し、温泉で癒えた疲れを台無しにした後、クルミ味噌をつけて焼いたダンゴをヤケ食い。美味い。
帰路、“こっちを見るな!前を見ろ!!”と書かれた道路標識に若干の腹立たしさを感じながらも、このまま帰るのはもったいないってことで、道中目にした道の駅へ。こっちは凄い賑わい。玉こんにゃくを頬張り、ホタテ焼きに食らいつき、売店で購入した五色ダンゴを即食い。みたらし、アンコ、ゴマ、クルミ、ズンダの5本入りなのだが、どれも素晴らしく美味い。さすが餅文化の国、宮城。特に絶品はズンダで、関東や土産物屋で見かける初心者向けに枝豆の風味を抑え目にし甘さだけを強調したパチモンと違い、もの凄く枝豆。青臭いまでに、豆。甘さを控えめにし、枝豆本来の風味を存分に楽しめるこのズンダに打ちのめされた私は、ズンダだけ5本入りを購入。車中で貪り食いながら、紅葉もピークであろう再来週の休みにもう一度来ることを誓う。
ついでに厚切りのポテトチップ塩味に、たっぷりとロイズチョコがコーティングされた“ポテトチップチョコレート”と言う、何のヒネリもないネーミングのお菓子を購入。『ゴースト・オブ・マーズ』を観ながら先ほど食べてみましたが……まぁ、しょっぱくて甘かったです。
途中、こんなペット・セメタリーに繋がりそうな小道も発見
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