傑作ドキュメンタリー『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』が収録されてるって時点で、もう大満足のこの商品。ヘリコプターのぱりぱりした音が気になったDVD版とは打って変わって音響も画質も格段と向上した、現時点で最高品質の『地獄の黙示録』であることは間違いないなぁと。まぁ、キルゴアのシーンしか観てないんですけど。
ほとんど文句の無い商品なんですが、気になる点もいくつか。
まず字幕。内容じゃなく字体。字幕に明朝体はどうかと。慣れてないせいもあるんですが、なんかこうオッサンが慣れないワードで作った文書を読んでいるような気になってくることこの上なし。
もう一点は、音声と映像のズレ。これは私のプレーヤーの問題かもしれないし、元々そういう仕様なのかどうかは定かじゃないんですが、キルゴアのシーン(てか、ここしかまだ観てない)で口の動きと音声が微妙に合ってない。音声がほんの僅かだけ早い。本当にほんの僅かなので気にしなければ問題ないんですけど、一旦気になり始めると役者の口元ばかり見てしまってたりも。
で、やっぱり最も気になったのは、エンドクレジットが削除されてしまった件。元々初公開された物がエンドクレジットのないボツッと終わるバージョンなので、コッポラにとってはそれこそが完全版なのかも知れないんですが、劇場でこの映画を体験した身としては、静かで禍々しさすら感じられるあのエンドクレジットがあっての完全版なので、あれがないと終わった感じがしない。まぁ、まだ通して観てないんですけどね。
そんな些細な点が気になったものの商品としては満足できるものでしたので、興味はあったけど何となく手を出しそびれてた方がおられれば参考になればと。
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ただアメリカだと別に初回限定でもないし3枚目の特典ディスクが無いBlu-ray2枚組み版もあるし、ってので悩みますわ… 音ズレはオリジナル版の版元の違いによるものかもしれませんし、ちょっとまだまだ悩みますわ…
まぁ、あのダラダラと長い完全版はコッポラにとって完全かも知れませんが、正直なところあの作品の中で“完璧”なのはキルゴアのシークエンスくらいですからねぇ^^;
音ズレに関しては、原因がさっぱり。まぁ、ホント大したことでもないレベルですし、画像が鮮明になったからこそ気になったのかも知れないですねぇ。
ただ、映像と音響の迫力はハンパなかったですよ。