1990年 アメリカTV 47分 サスペンス 採点★★★★
【ストーリー】
ローラ殺害容疑でジャックを逮捕したクーパーらは、もう一人の容疑者レオの捜索を始める。そのレオは妻シェリーの浮気に激怒し、彼女を製材所に縛り付け自動発火装置を仕掛ける。しかし、家に戻ったレオはハンクに撃たれてしまう。その頃、病院で治療中だったジャックはリーランドによって殺害され、ホテルの戻ったクーパーも何者かによって銃撃されてしまう…。
「久しぶりにツイン・ピークス観てみようかなぁ」と深い考えもなく“序章”を手に取ってしまったが最後、ズルズルと再びこの世界(及びシェリリン・フェン)に惹き込まれ、結局ツイン・ピークス三昧となってしまったんですが、とりあえず第一シーズン最終話の本章で一区切りと。
メインとなるクーパー銃撃、ジャック殺害とレオ銃撃以外にも、ネイディーンの自殺未遂に炎に包まれるシェリーとキャサリン、ナンシーの不機嫌な理由判明など、「さぁ、どうなる?」がてんこ盛りとなった本作。一番納得し易い人物をローラ殺しの容疑者に設定しながらも、どうにも釈然としない感じを残す作りも上手い。人物関係や置かれた状況が更にドロドロした誇大メロドラマ化する中、そのウブさがなんともイライラするドナとジェームズの見せ場がどんどん小さくなるのは仕方なしかと。
これだけ関心を引っ張られながらも、次の放送まで4カ月も我慢しなければならなかった当時の視聴者は、相当ヤキモキしたことでしょうに。私も「これで一区切りにしとこー」と言いつつ、シェリリン・フェン断ちする自信が全くありませんし。
誘惑されない自信がないってことだけは、自信満々に言い切れる
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