2010年 アメリカ映画 96分 アクション 採点★★
セガールは楽しそうでいいなぁ。
【ストーリー】
麻薬密売と残虐な強盗殺人を繰り返すコステルを追う、麻薬密輸対策チームのセガール。捜査中コステルによって相棒を殺されてしまったセガールは、同じくコステルに妻を殺された元スペツナズで麻薬密売の仲介人であるロシア人デミトリと手を組み、共に復讐を行う。
『ナイト ミュージアム2』のネアンデルタール人や『インクレディブル・ハルク』など、数多くの作品でスタントを務めてきた監督だけに、アクションの見せ方だけはシッカリしているかと思いきや、アクションシーンよりもオッパイとお尻が数多く映るセガールパラダイスだった本作。オーディション楽しかったでしょうねぇ、セガール。
法を守る側と破る側が“仁義”のもとに手を組み、外道を始末するって物語はちょいと刺激的だが、そこに至る頃には映画も終盤なのでそんなに楽しめず。そもそも、元スペツナズの方が圧倒的にチンピラよりも強いので、わざわざセガールと手を組む意味もないですし。もちろん、セガールにとってもそうなんですが。まぁ、セガールは最近ロシア女性に入れ込んでるのか、なにかとロシアネタを捻じ込みたいようなので仕方がないんですけど。
小手先で誤魔化す映像処理と、ごちゃごちゃと整理されてないストーリーが目につくダメセガール映画の典型な本作だが、案外セガール拳のキレは悪くないですし、オッパイとお尻だけは盛大に出てくるので退屈はせず。ただまぁ、セガールが一番楽しみにしてるであろうセガールハッピータイムのお相手が、女装したタランティーノみたいな方だったのにはビックリしましたが。彼女しか相手をしてくれなかったんですかねぇ、今回は。
セガールが「スペツナズより凄い」って言われたいだけの作品
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