1971年 アメリカTV 80分 サスペンス 採点★★★
【ストーリー】
財界の大物婦人の浮気の事実を掴んだ探偵会社オーナーのブリマーは、それを基に婦人を脅迫し、州知事選の動向を手に入れようとする。しかし、婦人は拒否。逆上したブリマーは婦人を殺害し、証拠を隠滅。だがコロンボは、婦人の頬に付いた傷痕を手掛かりに、ブリマーを追い詰めていき…。
シリーズに度々登場するロバート・カルプをゲストに迎えた、刑事コロンボ第4作目。
冷静沈着なインテリによる計画犯罪のトリックを暴いていく物語が多い中、今回は突発的に犯した殺人事件を、少ない証拠を基に犯人を徐々に追い詰めていく様を描いた一本。探偵という職業を活かし、捜査情報を逐一集め捜査の攪乱を目論むも、情報を仕入れれば仕入れるほど自分が追い詰められている事を知ってしまう、なんとも犯人に同情してしまいたくなるほどコロンボが凄腕ぶりを発揮。手相を見るふりをして指輪を確認し、メモを書かせて利き腕を確認するコロンボの捜査手腕には恐怖を覚えるほどで、アグレッシブなまでに犯人を追いつめるコロンボの姿に、彼の所轄で犯行した時点で全てが終わっちゃってたんだなぁと痛感。
家族の話をし始めたら、もう逮捕までのカウントダウン中だと
↓↓お帰りの際にでもぽちりと↓↓
確かに
しかし考えてみたら
古畑任三郎→相棒→新参者加賀恭一郎
のスタイルの源流って
コロンボだろうし
偉大ですね
去り際の質問にこそ
犯人は注意するべきっすね
今の人がコロンボを観たら、「なんか古畑みたいだなぁ」ってなっちゃうんでしょうかねぇ。