2006年06月15日

W/ダブル (The Stepfather)

監督 ジョセフ・ルーベン 主演 テリー・オクィン
1987年 アメリカ映画 98分 サスペンス 採点★★★

TVシリーズとかで慣れ親しんでしまった俳優を他の作品とかで観ちゃうと、イメージがなかなか捨てきれなくて大変。「おー、モルダー今日はメガネかぁ」とか「ジャックが血吸ってるー」とか、なかなか作品に入り込めないったらありゃしない。まぁ、フサフサヘアーのアイドル時代のイメージが強すぎて、何度観てもビックリしてしまうお医者さん役の方もいらっしゃいますが。慣れは怖いです

【ストーリー】
母の再婚によってステファニーの新しい父親となったジェリー。家族思いで社交的なジェリーだが、彼には隠された顔があった。彼は理想の家族を求めて家庭に入り込み、理想から外れ始めるとその一家を惨殺する殺人鬼だった。

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冒頭に主人公が一家を惨殺する場面から始まるため、「いつコイツが爆発するんだ?」と観ている側にいつまで緊張を保たせられるかがカギの、時限爆弾型サスペンス。家族の理想形と秩序に執着し、その理想が崩れ始めるとさっさと次の家庭へと移る準備を進める行動力を持つ主人公は、悪役として非常に魅力的。だが、“時限爆弾”的サスペンスが保たれているかといえば、そこは微妙。小爆発を繰り返しながら徐々に本性を現す主人公なのだが、場面場面の展開が唐突。『フォーガットン』のジョセフ・ルーベン監督の味なのか?
娘が一方的に「なんかアヤシイ」と訝る様子は思春期の反抗のようで興味深いのだが、訝ってるだけで終わっている感も強い。また、主人公に姉を殺された男が執拗に主人公を追うのだが、「なんかするのか?」と思わせぶったまま退場。ヒゲを剃ったぐらいで警察にもノーマークで犯行現場近くをウロウロするなどの設定に荒さも目立つが、それでも、「火事なのか?」と思うほどスモークを焚いた80年代特有の画面の中、徐々に変貌する主人公は見ごたえ満点。なかなか見つからないビデオかもしれないが、税金対策とかでやってるやる気のないビデオ屋には置いてある可能性があるので、是非。

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主人公を演じるのは、ご存知『ミレニアム』のピーター・ワッツ役で大人気のテリー・オクィン。私の周りでは大人気なんですが、なにか?
「あー、ワッツひげない!」「ワッツ髪あるー!」と邪まな楽しみ方をしつつ、舞台がワシントン州と知るや「なるほど。ここでフランクに出会ったんだ」と勝手に決め付ける楽しみもあるこの作品。もちろん『ミレニアム』を知らなくても、テリー・オクィンの変幻自在な表情変化や、「あー、こんなの着ていた」と恥ずかしい思い出が蘇る80年代ファッションに身を包んだ、ショーン・ヤングやデブラ・ウィンガーを髣髴させる80年代型美少女ジル・シュエレンも魅力たっぷりなので、楽しめるかと。
何気にシリーズ化されてますが、『ハロウィン』のマイケル・マイヤーズみたいになっちゃってるんですか?

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「えーと、今オレ誰だっけ?」は名セリフ

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posted by たお at 01:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 前にも観たアレ■た行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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