なんとも馴れ馴れしい書き出しではありますが、「自分たちに何が出来るのか考えさせられます」とか「頑張ってください!」とかニュースで流れる首都圏の方々の温かい言葉に励まされながらも、そんな心配をしてくれる傍ら食料品やら燃料やらを買い占める姿に、キツイ言い方ですが「じゃぁ、端から心配なんかしてくれなくていいよ」と思ってしまう今日この頃。被災体験をちょっとだけ味わいたいんでしょうか?
それはさて置き、地震の当日は家にいた私。突然の強烈な揺れに、動揺しつつも買ったばかりのテレビを押さえつつ揺れが治まるのを待ってみたものの、治まるどころか強まる一方の揺れに、ただ一言「あ、ダメだ…」と発し家から逃げ出したもので。
すぐさま私の実家にいた家族を迎えに行き、事態の深刻さはまだ分かっていなかったものの只事じゃない雰囲気だけは感じていたので、食料品だけは買っておこうと近所のスーパーへ。如何せん田舎町なので、スーパーといえばイオンと農協のみ。とりあえず農協へと向かうと、入口の大きなガラスは砕け散り、ブルーシートに既に覆われてた状態。それでも店員さんは店頭に立ち、食料品を求める大勢のお客さんの要望を聞いて、停電で真っ暗になった店内に商品を取りに何度も往復しておりました。その姿に「すげぇなぁ」と感嘆しつつも、さすがに大した量の必要品が手に入らなかったので、今度はイオンへと。ところがイオンは閉店。まぁ、店内のダメージの問題もあるんだろうなぁと思いながらも、若干なんとも言えぬモヤモヤも。
翌日、再度農協へ。午前中のみの営業とはなってたものの、昨日同様店員さんが可能な限り在庫を探して持ってきてくれている。
で、イオンはどうかと言えば、普段から100円のお菓子ばかりを店頭に並べてる。次の日もお菓子。たまにカップ麺。でも、メインはお菓子。最初の一週間はこんな感じ。なんだ?ここは駄菓子屋か?
それぞれ事情はあるんでしょうが、スーパー間ではっきりと個性が見えたなぁと。
それにしても、地震から10日が経過。肉や魚介類はおろか、納豆やパンなど普段全然気にせず食べれてた物が全く食べれない。まぁ、食べたい物を求めるんじゃなくて、今ある物を美味しく食べれること自体に幸せを感じるようにはなりましたが。
そんなこんなで、今日もやり過ごしておりますよ。
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最大の消費地である東京での混乱が地方へ拡散していってにはマスメディアのせいもありますが、さて、その便利さを何処まで諦めての流通システムを構築していくのか、それとも?ってトコなんでしょうね。
と言うか、久々にTVを観てたんですがまだまだ災害からの復旧は始まったばかりなのにsも終息ムードを演出しはじめてるメディアって一体… 問題も被害もまだその全体像が出ていないのになぁ…
普段は「災害時の為にこんなことをやってまーす」みたいな事を言ってたくせに、いざ起きたら店じまいかいと思ったもので。
まぁ、ほんの少しずつとはいえ復旧が進んでいるのは嬉しいんですが、メディアの関心が急激に減ってきているような感じもするのも事実。ホント、こっからが大変だっていうのに。。。
休日なんてガソリンスタンドの周りは長蛇の列。
たまたま開店時にスーパーに買い物に行けば、店員さんがずらっと並んだお客さんに
「店内を走ったお客様は退店していただきます」
とか、メガホンで言ってるし。
何時もと同じ買い物して帰ってきましたが
現在も別に不自由は無いので、
何をそんなに焦って買占めに走るのか
私にはさっぱり理解できませんでした。
猫らはばっちいですか(>_<)。
でもあの仔達は舐めてきれいに出来ちゃうから便利ですねぇ。
人間もあやかりたいもんですが、
いかんせん、あれほどの柔軟性は・・。
が、過酷な状況は続いているのですね。
メディアによる編集&脚色された同じ映像の垂れ流しよりも、(当然ですが)実際に被災された方の状況報告の方が重く貴重に感じます。
これからメディアによる報道は減って行くなかで、このような形で語られて行くことは非常に重要なことと思います。
本当に被災地を気にかけていて冷静な判断が出来る方々は買い占めなんていう行動はとってないと思いますが、募金だけ流れでしておきながらそういう行動をしている人が少なからず居るかと思うと腹が立ちますね。
偉そうに申し訳ありません…
人間性に関しては、こっちもメディアじゃ報じない恥ずかしい出来事がいっぱいですが、買い占め問題も災害時の人間性を顕著に表してるなぁと。過酷な被災地じゃないのに^^;
ネコのように舐めるって手もありますが、全身がツバ臭くなるのは勘弁願いたいものです。
まぁ、被災地の総意なんかじゃなく、あくまで私の不平不満でしかないんですけどね^^;
ただ、募金をなんか心の免罪符みたいな感じにして、あとは気にかけやしないってのは嫌だなぁとも。