2011年03月06日

刑事コロンボ/殺人処方箋 (Prescription: Murder)

監督 リチャード・アーヴィング 主演 ピーター・フォーク
1968年 アメリカTV 99分 サスペンス 採点★★★

映画を観る時って、基本的には字幕で観ているんですが、俳優によっては吹替えで観た方がシックリくることもありますよねぇ。イーストウッドならやっぱり山田康雄の声の方がシックリくるし、同様にMr.ブーと3代目ボンドなら広川太一郎とか。たまに違う人が吹替えをしているやつを観ちゃったり字幕で観ちゃったりすると、ビックリして物語に集中できなくなることも。

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【ストーリー】
精神科医のフレミングは、愛人と共謀し妻を殺害する。アリバイ作りの為フレミングの旅行中に起きた事件のように見せかけ、誰も彼の事を疑う事のない完全犯罪成立と思えたが、そこにロス市警殺人課の刑事コロンボが現れ…。

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TV用に書かれた脚本を舞台劇に脚色し直した“殺人処方箋”を、舞台版では脇役だったコロンボを主役に再度脚色し直した、未だ根強い人気を誇る刑事コロンボシリーズの記念すべき第一作目。ゲストスターは、オリジナル版『宇宙戦争』のジーン・バリー。
もともと単発作品として作られていた為か、流れて来るや否や脳裏に満面の笑顔の水野晴郎が浮かんでくるお馴染のテーマ曲は流れないが、それ以外に関してはほぼ原形が作り上げられている本作。始まった途端に、犯人も動機もアリバイ工作も全て視聴者に見せ、それをコロンボがどう解き明かしていくのか、犯人がどこまで逃げ果せられるのかハラハラしながら観る構成は、やはり面白い。劇中一番ドキドキしているのが犯人で、そのドキドキがサスペンスの盛り上げとなっているのも上手い。解決の糸口になりそうな手掛かりを視聴者に分かり易く残しておきながら、すんでのところで犯人が気づく憎い演出も効果的。
一作目ということもあってか、時折語気を荒げたりとコロンボらしからぬ姿も見られるが、聡明そうには全く見えない風貌とは裏腹に、些細な言動を決して見逃さない明晰さと冷静さを持ち、その割にはボールペンを必ず忘れてくる愛嬌溢れるコロンボ像がほぼ完成されているのも見事。ミステリーのネタとしては共犯者に愛人を引き入れてしまってる分、ボロが出やすい構造になっていたり、結構な荒技で解決したりと粗さも見受けられるが、この後シリーズとしてスタートするのも納得の面白さは充分にある一本で。

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完全犯罪を目論むなら、愛人を共犯にする事だけは避けた方が

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posted by たお at 01:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 前にも観たアレ■か行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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