2011年01月30日

センチュリオン (Centurion)

監督 ニール・マーシャル 主演 マイケル・ファスベンダー
2010年 イギリス映画 97分 アクション 採点★★★

歴史上のミステリーや宇宙の謎など、私が子供の頃の通説が次々と覆されてますねぇ。その手のニュースが、最近とっても面白い。太陽系内に、生命体が存在する可能性がある星が見つかるなんて思いもしませんでしたし。それも衛星で。科学の進歩で次々新発見がされるのはとっても楽しいことなんですが、ミステリーのまま夢を残して欲しい気も。

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【ストーリー】
西暦117年、ローマ帝国時代の北ブリテン。駐留中であった第9軍団がピクト人の襲撃を受け壊滅。将軍も捕らわれてしまう。僅かに生き残った兵たちは将軍救出に向かうが失敗、追われる身となってしまう。同胞の駐屯地を目指し逃げる彼らだが、ピクト人の執拗な追跡に次々と倒れていき…。

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大量に動員したゲルマン人兵士が勝手に職場放棄し、自然消滅的に姿を消したって説もあるローマ帝国第9軍団の顛末を描いた、『ディセント』のニール・マーシャルによる歴史アクション。もちろん、「戦うの疲れたー!家帰るー!」と脱走兵続出のそんな説を映画化してもグダグダな物語になるだけなので、本作ではきっちり激闘の末の壊滅として描いている。
大量の兵同士がぶつかり合う一大歴史スペクタクルとしてではなく、少人数の逃走劇に的を絞って描かれる本作。それにより、キャラクターを把握する隙を与えないスピード感が生まれ、合間合間に盛大に血飛沫が飛ぶ強烈な描写も挟みこんであるので、概ね退屈はしない。誰が誰だか分からなくなる置いてけぼりを食らっても、物語が佳境に達する頃には随分と人数も減るので安心。4人くらい覚えておけば十分
好きなものだけを放り込んだ結果、若干とっ散らかった作品になってしまった前作『ドゥームズデイ』の反省もあってか、今回は随分とコンパクトにまとめ上げた印象が。いささかコンパクト過ぎる気もしないでもないが、その辺は反省をきっちり次回に活かす素直さが出た結果なのではと。

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タイトルにもなっている百人隊長に扮しているのは、『300 <スリーハンドレッド>』のマイケル・ファスベンダー。本作のような史劇も似合う、ファインズ家に潜んでそうな男前なのだが、その線の細さもあってかシーン毎に印象が大きく変わるので、「あれ?主人公どこ行った?」と見失ってしまうことしばしば。一方、将軍役に扮する『フォーガットン』のドミニク・ウエストには、そんな心配は必要なし。見失いそうもない線の太さが魅力。豪快で部下にも慕われる将軍役として、絵的にもキャラクター的にも非常に印象に残る好演。
そんな中やはり一番の見所は、悲惨過ぎる過去を背負う追跡者に扮した『ヒットマン』のオルガ・キュリレンコ。メイクとぷっくりとした唇のせいか中島美嘉に見える事この上ないが、その風貌も含め作品に与えたインパクトは大きい。なんか茶色くなっててガッカリした007/慰めの報酬』でも思ったのだが、やはり彼女は本作のように透き通った真っ白の肌の方が魅力的。また、彼女以外にも『28週後...』でパパに追い回されていたイモージェン・プーツが、非常に魅力的な大人の女性に成長してたりして驚いたりも。
最後に、雪山で風除けになるものを探し何も見つからなかったのか、布に包まり斜面にごろ寝していたローマ兵へ、「そんな時は、かまくらを作ったらいいよ」と北国に住む者からのアドバイスを。

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馬が走りやすい所を必死に逃げても

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posted by たお at 01:56 | Comment(0) | TrackBack(1) | 前にも観たアレ■さ行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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センチュリオン
Excerpt: CENTURION/10年/英/97分/歴史劇アクション・サスペンス/劇場未公開 監督:ニール・マーシャル 出演:マイケル・ファスベンダー、ドミニク・ウェスト、オルガ・キュリレンコ <ストーリー> ..
Weblog: 銀幕大帝α
Tracked: 2011-02-01 02:02
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