1999年 アメリカ映画 121分 コメディ 採点★★
【ストーリー】
未来都市“チャンピオン・シティ”。この街に住むスーパーヒーロー“キャプテン・アメージング”が極悪人カサノヴァに捕らえられてしまう。この危機に立ちあがったのは、ヒーローになりたがり集団“ミステリー・メン”だった。
“ミステリー・メン”の方々
“ミスター・フューリアス”(ベン・スティラー)
怒るのが特技。ただひたすら駄々っ子のごとく暴れるが、敵にダメージを与える事はほとんどない。自分ではリーダー的立場にいると思っていたが、案外みんなそうは思っていなかったことが判明し落ち込む。
“ザ・シャベラー”(ウィリアム・H・メイシー)
スコップの扱いが自慢の恐妻家。門限に遅れると奥さんに怒られるので、できれば活動は夜の10時半までにしておきたい。腰は低いが、いざという時はかなりガンコな中年男。「もういい加減歳なんだからやめなさい」と奥さんに怒られながらも夢を追い続ける。メンバー全員に心から慕われている。
“ブルー王子”(ハンク・アザリア)
インドかぶれ。イギリス訛りで喋りながらフォークやらスプーンやらを投げつけてくるが、別にイギリス人ではない。30過ぎても彼女も出来ず母親と同居しており、母親は息子が夜な夜な何をやっているのか心配している。“ブルー”と言っている割には衣装は緑。
“ザ・ボウラー”(ジャニーン・ガルファロー)
父親の頭蓋骨入りのボーリングのボールを投げつけてくる新人。父親の頭蓋骨と口論する姿に、周りはドン引き。頭蓋骨自体が意思を持っているので、百発百中。
“ザ・スプリーン”(ポール・ルーベンス)
オナラを誤魔化す為にたまたま近くにいたジプシーの老婆のせいにしたことから、殺傷力の高いオナラをする呪いをかけられてしまう。ある意味チーム最強。ピーウィー・ハーマンの苦労を垣間見る事の出来るヨゴレっぷり。
“透明少年”(ケル・ミッチェル)
誰も見ていない時だけ透明になれる。
“キャプテン・アメージング”(グレッグ・キニア)
チャンピオン・シティきってのスーパーヒーローだが、活躍のあまり悪人がいなくなってしまい、活躍の場が減ったのでスポンサーも下りてしまうピンチに陥る商業主義の塊。往年のライバル“カサノヴァ・フランケンシュタイン”の保釈に手を貸し自らの活躍の場を作ろうとするが、逆に捕まってしまう。
“カサノヴァ・フランケンシュタイン”(ジェフリー・ラッシュ)
極悪人。顔も声も極悪人と絶賛される。キャプテン・アメージングを亡き者とし、街中を破壊しようと企む。
長々とキャラクター設定を書いたが、面白いのはこの設定のみ。出演陣もそれなりに豪華で、ヒーローが商業主義にどっぷりと染まっている世界観も面白いのだが、展開がとにかくたるい。テンポよく90分で済む様な話をダラダラと2時間もかけている。“みむめも”など意味不明な日本語に彩られた街で『3名様』のごとく中年男達がファミレスにたむろするシチュエーションなど、いくらでも面白くなりそうなネタが多いだけに残念。ベン・スティラーの暴走っぷりや、メイシーの尻に敷かれっぷりなど見所は多いのですが…。
悪役もすみずみキャラがたってるのに
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コメント&TBありがとうございます!!
ほんとーにいい題材で、面白い箇所も多いだけに残念で^^;初見の時は、あまりの面白さに疲れ果てたんですが、レビューを書くにあたり観直してみたら「アレ?」って感じだったので。。。
コメント&TBありがとうございます!!
面白い部分がそこしかなかったので……^^;
albrechtです。
ベン・スティラー、ウィリアム・H・メイシー、ハンク・アザリア、ジャニーヌ・ギャロファロと(個人的には)最高級の役者たち!
それだけで満足でした。←それだけでいいのか?というツッコミは置いといて(笑)。
キャスティングは最高!オーディションシーンにこっそりオーウェンとかフェレルとか出てればなお文句なしだったんですがw
ベン自ら監督して続編を作っていただきたいと願っております。フラットパック勢総出演で。
役柄マジ合ってますねww
是非これ見たいなぁー
ケル・ミッチェルとは、またスルドイ所をw
まぁこの凄い顔ぶれの中、一番の美味しい所を持って行ってましたからねぇ^^