2010年12月29日

カジャグーグー/ライオンズ・マウス (Kajagoogoo/The Loin's Mouth)

“カジャ”と言ったら“グーグー”です。それ以外は認めません。もちろん、それ以外は知りませんが
さてさて、カジャグーグー。メンバーの可愛らしいルックスと、デュラン・デュランのニック・ローズがアルバムをプロデュースしたことからも、“デュラン・デュランの弟分”として人気爆発。私の世代で音楽にさほど興味ない人でも、『君はTOO SHY』くらいは知ってるほど。砂糖をまぶしたかのような甘ったるいサウンドとリマールのこれまた甘ったるいヴォーカルで、当時は“女子供の聴く音楽”と位置付けされておりましたが、よくよく聴くと、やってる技能レベルが恐ろしく高い。ベースのニック・ベッグスなんて、人より指が3本くらい多いんじゃないかと思えるほどの超絶ベーステクニックをサラリと披露している。元々フュージョン系の音楽をやっていた裏打ちされた技術を持つ4人に、リマールが参加してカジャグーグーになった経緯があるんで、そんな技能派アイドルバンドになったのではと。なんというか、カシオペアがC−C−Bになっちゃったような
ただ、一躍大人気バンドになったものの、人気の中心だったリマールがギャラをゴネ始め「なんだ、コイツ?」とバンドをつまみ出される事態が発生。当時は“売れっ子になったリマールが飛び出した”って認識でしたが、実は逆。そんなこんなのゴタゴタの中製作されたセカンドアルバムは、元々彼らが目指していた大人びた曲が並ぶなかなかな物。ニックは更に指が増えたかのような超絶テクニックで、ベースはおろかスティックまでも操る奮闘ぶり。ただまぁ、あんまり売れなかったんですよねぇ…。一番好きなアルバムなんですがねぇ。やっぱり、聴き続けると疲れてくる、ニックの甲高いヴォーカルがいけなかったんでしょうか?
そんなクォリティは高いが人気の低いセカンドに収められている曲をペタリと。

【Kajagoogoo/The Lion's Mouth】


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タグ:音楽
posted by たお at 00:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽のあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
グーグーと言えばドールズなもるです

カジャグーグー懐かしいなあ

ちなみに僕はトンプソンツインズ

もセットで好きでした

GIオレンジの成功を疑ってなかった

痛くも純粋な青春時代

まさにサイキックマジックでした


それにしても

この頃のPVってシニカルっていうか

面白いのが多いなあ
Posted by もる at 2011年01月06日 03:27
もる様、こんばんは!
カジャと言えばグーグーですが、グーグーといえば…ガンモかなぁ。
それはさて置き、コンクリート会社かなんかの社長の御曹司のGIオレンジ。涙でブレイク・アウェイ好きでしたねぇ。
この頃のPVって、曲はさっぱり覚えてないけど映像は覚えてるってのも結構あるんですよねぇ。
Posted by たお at 2011年01月06日 20:04
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