さてさて、カジャグーグー。メンバーの可愛らしいルックスと、デュラン・デュランのニック・ローズがアルバムをプロデュースしたことからも、“デュラン・デュランの弟分”として人気爆発。私の世代で音楽にさほど興味ない人でも、『君はTOO SHY』くらいは知ってるほど。砂糖をまぶしたかのような甘ったるいサウンドとリマールのこれまた甘ったるいヴォーカルで、当時は“女子供の聴く音楽”と位置付けされておりましたが、よくよく聴くと、やってる技能レベルが恐ろしく高い。ベースのニック・ベッグスなんて、人より指が3本くらい多いんじゃないかと思えるほどの超絶ベーステクニックをサラリと披露している。元々フュージョン系の音楽をやっていた裏打ちされた技術を持つ4人に、リマールが参加してカジャグーグーになった経緯があるんで、そんな技能派アイドルバンドになったのではと。なんというか、カシオペアがC−C−Bになっちゃったような。
ただ、一躍大人気バンドになったものの、人気の中心だったリマールがギャラをゴネ始め「なんだ、コイツ?」とバンドをつまみ出される事態が発生。当時は“売れっ子になったリマールが飛び出した”って認識でしたが、実は逆。そんなこんなのゴタゴタの中製作されたセカンドアルバムは、元々彼らが目指していた大人びた曲が並ぶなかなかな物。ニックは更に指が増えたかのような超絶テクニックで、ベースはおろかスティックまでも操る奮闘ぶり。ただまぁ、あんまり売れなかったんですよねぇ…。一番好きなアルバムなんですがねぇ。やっぱり、聴き続けると疲れてくる、ニックの甲高いヴォーカルがいけなかったんでしょうか?
そんなクォリティは高いが人気の低いセカンドに収められている曲をペタリと。
【Kajagoogoo/The Lion's Mouth】
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タグ:音楽
カジャグーグー懐かしいなあ
ちなみに僕はトンプソンツインズ
もセットで好きでした
GIオレンジの成功を疑ってなかった
痛くも純粋な青春時代
まさにサイキックマジックでした
それにしても
この頃のPVってシニカルっていうか
面白いのが多いなあ
カジャと言えばグーグーですが、グーグーといえば…ガンモかなぁ。
それはさて置き、コンクリート会社かなんかの社長の御曹司のGIオレンジ。涙でブレイク・アウェイ好きでしたねぇ。
この頃のPVって、曲はさっぱり覚えてないけど映像は覚えてるってのも結構あるんですよねぇ。