2002年 スペイン映画 124分 ドラマ 採点★★★
好きなものが同じ人に会うと、親近感がわきますよね?趣味だったり、俳優だったり。芸能人とかが「俳優の○○が好きなんですよ〜」とか言っているのを聞くと、「あ、俺も」と今まで関心なかったのが嘘のようにファンになったり。ま、その相手によっては好きな俳優自体もイヤになる場合がありますが。

【ストーリー】
マカロニウエスタンの撮影所としてかつては栄えたスペインの撮影所“テキサス・ハリウッド”。そこで細々とスタントショーで生計を立てているフリアンの元へ孫のカルロスが撮影中に亡くなった父親の事故の真相を聞きにやって来る。一方、カルロスの母親のテーマパーク開発のために撮影所が取り壊される事を知ったフリアンは、なけなしの全財産で800発の銃弾を購入し立て篭もる。

もうダメ。この時点で好き。『ワイルドバンチ』が“無人島に忘れず持っていくDVDリスト”に入っている私は、とにかくこの謳い文句に弱い。必ず観る。で、大抵ガッカリするんですが。“マカロニウエスタン”に特に思い入れのない私ですが、時代に抗い、そして消え去っていく主人公の姿にはやはり胸を打たれる。音楽やオープニングの格好よさも特筆ものだが、展開に中だるみが大きいのが残念。個性的なキャラクターも多いのに、描ききれてない不満も。テーマが先走りして、人物がついてきていない感が強い。

“イーストウッド賛美”に溢れている本作は、ファンなら中だるみを多少辛抱しても最後まで観る価値は充分に。ラストは必ず吹替えでご覧なるように。吹替え製作陣の配慮に感謝。“マカロニウエスタン愛”なのか土地柄なのか、画面がやたら暑苦しかったですね。

暑い所は苦手なんです
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哀生龍も、これには弱いです(^^ゞ
男の哀愁と意地と誇りがあいまって・・・
負け戦であろうが立ち向かう姿には、滅法弱いですw
ラストのセリフ、吹替えでご覧になられました?
最後の会話がポイントだったんですね!!!
本当に“吹替え製作陣の配慮に感謝”です。
イーストウッドといえば山田康夫だという約束事を守ったスタッフに感謝です!!