1995年 アメリカ映画 105分 コメディ 採点★★★★
映画好きに悪人はいないかどうかは別にして、映画好きの人とは簡単に友達になれるような気がしません?「へー、映画好きなんだぁ?」と、きっかけ作りは簡単ですものね。「どんな映画好きなの?」からこじれるんですが……。
映画マニアの借金取立人チリ・パーマー。事故死を偽装して高飛び中の男を追うついでに、ハリウッドの映画プロデューサー、ハリーの借金回収も頼まれる。ところがハリーと意気投合したチリは、映画を共同製作することに。しかしハリーは、別の組織からも借金をしており…。
映画好きが映画業界を舞台に映画ネタを満載に活躍する映画。もうこの時点で嫌いになれるわけがない。音楽事情に疎い主人公が音楽業界を舞台にしてしまった本作の次回作『ビー・クール』での借りてきた猫状態とは打って変わって、本作のチリは非常に楽しそうだ。映画好きがハリウッドにいるんだから、そりゃあ楽しいだろうよ。軽快な会話のリズムとテンポの良い展開を後押しするサントラもお気に入り。ジャームッシュ作品でお馴染みのジョン・ルーリーは、自身のバンド“ラウンジ・リザーズ”とは大幅に違うコンテンポラリーなサウンドを演出。音楽業界が舞台だった『ビー・クール』よりカッコイイ。
いくつになっても貫禄の付かないトラヴォルタだが、“そこらの兄ちゃん”的キャラクターは本作にぴったり。何事にも動じず、楽しそうに口八丁で事態を収拾する姿は痛快だ。ジーン・ハックマン、ハーヴェイ・カイテル、ペニー・マーシャルと何気に豪華なキャスティングだが、本作の魅力はトラヴォルタに尽きる。やっぱり映画好きとは仲良くなれるような気がするんですけどね。
多少話を合わせてあげれれば。
そんなに太ってもいませんし
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その辺のお兄ちゃんって感じが抜けきらない(^^;
ビー・クールを見てこっちを見たんですけど、やっぱり順番通り見ておけばよかったと後悔しちゃいました(^^ゞ
アノ貫禄のなさがいい所でもあるんですよね。
ただ、前髪が日に日に不自然になってますがw
『ビー・クール』はロック様の映画なので、あれはあれでw