2004年 アメリカ映画 88分 コメディ 採点★★
エルモア・レナード原作の映画は、俳優達にも人気があるようで。一種のステータスなんですかね。「今度、エルモア・レナードの映画に出るんだぁ」「すげぇな！」みたいな感じですか？『ゲット・ショーティ』や『アウト・オブ・サイト』は確かに面白かったが、いい俳優といい原作があっても、いい映画になるとも限らないのが世の厳しさ。『ビー・クール』みたいになっちゃうこともあるのだから。“物事は見た目通り”なんてことはないんだし。
【ストーリー】
空き巣専門の小悪党ジャックは、ハワイで大物不動産業者リッチーの下で働くが、あっという間にクビに。そんなジャックのやんちゃぶりにほれ込んだ地方判事ウォルターは彼を雇い入れる。ある日ジャックの元に、リッチーの愛人が訪れ、リッチーから20万ドルを奪う計画を持ちかける。
小悪党同士の騙し騙されのやりとりと、軽妙な会話が魅力のレナード映画。“誰が騙しているのか？”というミステリー要素より、“いかに騙し返すか？”が魅力である為、作品を通してキレとテンポが重要視される。でこの作品なのだが、ビックリする程キレもテンポもない。ハワイの気候にやられちゃったのか、バカンス気分だけが伝わってくる。「私があなたをこーやって騙してたのよー」って言われても、「そっかー。困ったなー。じゃ、海でも行こうかー」って程ノーテンキな映画になってしまっている。きっと皆さん早く仕事終わらせて、とっとと海で泳ぎたかったんでしょうね。特にチャーリー・シーンは。水着の美女いっぱいだし。
で、こののんびりとした88分間をどうやって楽しむかというと、そこはオーウェンで。オーウェンが小悪党に見えないってのがこの映画最大の問題点の一つなんですが、青空・海・砂浜を背景に楽しそうなオーウェンを見れるのでチャラで。ピアス以外はいつものモーガンさんと、スタイルの良さを誇示するのに忙しいサラ・フォスターを見ていても、たいして面白くないし。
オーウェンのイメージＤＶＤ。ハワイロケ敢行!!
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albrechtです。
>ハワイの気候にやられちゃったのか、バカンス気分だけが伝わってくる。
「映画を撮る」という口実で、みんなハワイに遊びにきてるだけですね！ ハリウッドってすばらしいな〜(笑)。
コメント＆ＴＢありがとうございます!!
絶対そうです！遊びに行ってたに違いありません!!オーウェン仕事しているように見えないもの＾＾；
＞いい俳優といい原作があっても、いい映画になるとも限らないのが世の厳しさ。
これ、ホント言えてます！(´qp｀)
そっかぁ〜、原因は遊びに行ってたからなのね♪
メイキング見ても、みんなかなり浮かれちゃってましたよねヾ(＾▽)ゞ
まさにオーウェンのＰＶだ！
ＴＢお返しさせてくださいね☆
まぁ、目の前にアレだけの海が広がってれば、仕事なんかやってらんないですよね、正直。徹底的に遊んで「色々あったんで、映画撮れませんでした」って帰ってくればよかったのに。
アンドリュー＆オーウェン兄弟にチャーリー・シーンが混じって、３人で美女漁り･･･(勝手に妄想してます)
是非、特典映像のサーフィン･シーンの代わりに、そちらの映像を入れて欲しかった(爆)
よりによって女癖の悪い方々を水着美女でいっぱいのハワイに連れて行っちゃってますからねぇ。きっとチャリ坊は個人的に特典映像を仕入れているのではとｗ
まさしくこんな感じの映画でしたね。
結構豪華キャストに原作者も彼なのに
こんなに軽いのりの映画にするなんて
なんだか勿体無いですよね。
でもオーウェンファンの私はオーウェンを
堪能できたので映像としてはよかった！
また遊びに来ますね。
慰安旅行ついでに撮った映画なんでしょうがないんでしょうねぇｗ