2005年 アメリカ映画 95分 コメディ 採点★★★
またフェレルです。フェレル嫌いの方々、ご愁傷さまです。このブログに何度か足を運んでくださった方々にはもうバレてるでしょうが、フェレル、ベン・スティラー、ジミーちゃん、ミッキーさん、ウィルソン兄弟が大体交互に出てきます。で、今日はフェレルです。
名門少年サッカーチームの監督の息子ながら、全く運動神経の遺伝子を受継がなかったフィル。父が監督するチームから、自分の息子が戦力外としてトレードに出されたことに怒ったフィルは、トレード先の弱小チームの監督となり、父に宣戦布告をする。

『がんばれ!ベアーズ』の野球をサッカーに置き換えただけで済む話っちゃぁ、済む話。ファミリー層の取り込みも狙ってか、今回のフェレルは若干薄口で。“フェレル入門篇”には最適だと思いますよ。いきなり『エルフ』や『俺たちニュースキャスター』じゃ、心臓に悪いと思いますので。
この手の映画だと、子供達が魅力的かどうかで大きな差が出来るのだが、この作品の子供達は充分魅力的。人種バランスにも気を遣っているようだし、“ボケ役”“ツッコミ役”“見た目重視役”とキャラ分けもよく出来ている。それぞれに見せ場を用意しているのも好印象。その分、フェレル濃度が薄いのだが、これ以上濃くしちゃうと邪魔になる危険性があるので、正しい判断かと。子供達がじゅうぶん可愛いので、女性達が「かわいーかわいー」と観れるフェレル映画なのでは?それはそれで異常事態ですが。

薄口とはいえ、そこはフェレル。ピンでの見せ場も豊富で、ファンを裏切らない。一人芝居になると、もうそこは“フェレル劇場”ですので、『奥さまは魔女』でフェレルに耐えられなかった方々は、ご退場を。辛いだけですから。
『エルフ』で父親役にジェームズ・カーンを選び、見たまんま交じり合えない親子関係を表現したフェレルだが、今回の父親役はロバート・デュヴァル。『ゴッドファーザー』のファンなのか?

油断すると痛い目に合います
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albrechtです。
>この作品の子供達は充分魅力的。
そうそう! 子供たちがよかったですね!
ただ、この映画を家族で観たときに、ウィル・フェレルに対して子供たちがどんな反応するか、かなり心配です。怒ると怖いオジサンにしか見えないし〜(笑)。
コメント&TBありがとうございます!!
フェレルの存在自体が、最低でもPG-13ですので、その辺は両親の判断で^^;
これからもよろしくお願いします♪