2001年 アメリカ映画 91分 ラブロマンス 採点★★★
大好きな俳優が出ている映画は、多少興味のない題材でも観てみますよね?じゃぁ、大好きな俳優が出ているけど、ついでに大嫌いな女優も出ていたらどうします?それも、ラブロマンスの相手役で。
新人として会社にやってきたダイアナにスタンリーは一目惚れ。一年越しの恋を成就させる為ようやくデートに誘い出したのだが、その最中に一人のホームレスを車ではねてしまい…。
ベン・アフレックにマット・デイモンという、いつものコンビが製作総指揮したラブコメディ。派手な出来事も盛り上がりもないのだが、コジャレた会話と初デートらしい緊張感はヒシヒシと伝わる。
この地味な展開をする映画でも、キャラクターに魅力があったり、恋に落ちる転機に説得力があれば十分楽しめるのだが、残念ながらそこまでは。「完璧を求め、相手を自分色に染めようとし、その希望にそぐわなければポイっと」と元カレに言われているのだが、それを立証するシーンも反証するシーンもないため、実際どんな女性なのかが分からない。どちらかと言えば、元カレの意見が正しい気さえしてくる。デニース・リチャーズだから、そう思えちゃうのかも。あ、嫌いなんですよ実は。
ヒロインが恋に落ちる動機も、ホームレスが恋の手助けをする動悸も不明瞭なため、映画に入り込んでまで観るにいたらなかったのは残念で。

ベン・アフレックが主人公の友人役で出演。ベンが出てれば、当然ジミーちゃんも。ジミーちゃん可愛かったです。だが可愛かったといえば、断然ルーク・ウィルソン。兄オーウェンの方が可愛いのは、もう迷う事のない事実なのだが、“実直かつ頼りない”得意キャラを演じるルーク・ウィルソンの存在だけが、この映画を最後まで魅せる要素となっている。迷いはしませんが、ルークもたまにはアリで。オーウェンには内緒で。

デニースに見慣れるまで90分
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