2010年10月18日

13日の金曜日PART4・完結篇 (Friday the 13th: The Final Chapter)

監督 ジョセフ・ジトー 主演 キンバリー・ベック
1984年 アメリカ映画 91分 ホラー 採点★★★

「なんだい?また13金かい?」って声も聞こえてきそうですが、観ている本人がいい加減飽きてきたので、もういいかなぁとも。まだ折り返し地点でもないですが。

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【ストーリー】
ジェイソンも死んで一安心のクリスタルレイクに、またまた若者が集結。しかし、死体安置所からジェイソンが逃げ出し、またまた若者が大変な目に。

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“完結篇”と謳ってはいるものの、まぁプロレスラーの引退同様、何回でも復活できるのが映画界の常ですし。前作の『13日の金曜日PART3』があまりにもあんまりな出来だったせいか、監督がバスルームで目玉グルリンが印象的だった『ローズマリー』のジョセフ・ジトーにバトンタッチ。
第一作目の『13日の金曜日』以来の登板となるトム・サヴィーニによる特殊メイクがいかした本作。その特殊メイクを活かしたショック描写も歯切れ良く、効果はともかくジェイソンに家族を殺された男が復讐に現れるといった物語上の工夫も施されている。“地元の大人は知っている”的な土着の怖さは減ってはいるものの、ジェイソンの遺伝子を継承しそうな匂いを残す少年の登場や、頭部を徹底的にやられるジェイソンの最期、前作と比べ物にならないほど出てくるオッパイの数など、サービス精神は旺盛。

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先ごろ亡くなってしまったコリー・ハイムと共に、“Wコリー”としてアイドル的人気を博したコリー・フェルドマンや、この時点で既に怪優の片鱗をのぞかせている『チャーリーズ・エンジェル』のクリスピン・グローヴァーなども登場し「おぉ!?」と思わせる本作だが、やっぱり主役はジェイソンさん。
前作で手に入れたお気に入りのホッケーマスク姿で登場するジェイソンさん。一度は死んだと判定されてもなお復活する本作辺りから、そろそろ人間として怪しくなってくる。動き方もフランケン風に大雑把になってきており、ますます怪しい。いつの間にか回り込まれてたりするので、きっと見えないところでは猛然と走っているのであろうが、画面上での動きは随分と遅くなってきた。そんなジェイソンさんも、いよいよ本作で死亡。死体の確認が出来ていない1作目を含めると、既に3度目の死亡ではあるのだが、一応「そこまでやればいい加減死ぬだろう」ってとこまでやられて死亡。まぁ、その後の活躍振りは周知の事なんですが。

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坊主の機転

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posted by たお at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 前にも観たアレ■さ行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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