1981年 アメリカ映画 86分 ホラー 採点★★
色々あって現在手元に山ほどDVDが積まれてしまってるので、せっかくだしバンバカ観て、ちゃっちゃと走り書きレビューを書いちゃおうかと。まぁ、普段のレビューも3時間掛けた走り書きでしかないんですが。

【ストーリー】
クリスタルレイクの惨劇から生き残ったアリスが、自宅で何者かに殺害されてしまう。一方、クリスタルレイク近くのキャンプ場に、キャンプ指導員の訓練を受けるために若者が集まっていた。そこへ、死んだと思われていたジェイソンが現れ…。

『13日の金曜日』の予想を超える大ヒットを受け、「よっしゃぁ、稼ぎ倒すぞぅ!」とばかりにさっさと作られた第2弾。監督は『ガバリン』『U.M.A レイク・プラシッド』のスティーヴ・マイナー。
前作のクライマックスのフィルムを流用した序盤から、キャンプ場内の惨劇まで、概ね前作の二番煎じでしかない本作。とはいえ、思いのほか多い登場人物をクライマックスまで上手い具合に絞り込んだり、殺しの道具も方法もバリエーションが増えてたりと、あれこれ工夫が施されており、ショック描写のタイミングの良さとお色気バランスもあって、なんだかんだ飽きずに観れる一本に仕上がっている。複数で観るパーティー映画としては、上々の仕上がりでは。前作の生き残りをあっさり殺したり、お約束のびっくらかしをエンディングにかましたりと、この先のホラー映画シリーズの土台を作り上げた功績も大きい。まぁ、功罪とも言えますが。

本作から本格始動するジェイソンさん。一応まだ人間って設定で、ホッケーマスクは被っておらず、片目の部分をくり抜いた布袋を被っての登場。なんか、エレファントマンみたい。取った姿は『グーニーズ』のスロースみたいでしたが。
で、本作のジェイソンさん。初登場ってこともあり、キャラが定まっていない。小走りするジェイソンさん、椅子から転げ落ちるジェイソンさん、出し抜かれるジェイソンさんと、今後見れなくなるあられもない姿を披露。画面に映っていない部分でも、生き残りの住所をせっせと調べてみたり、在宅確認のため無言電話を多分公衆電話から掛けてみたり、ビックリさせるためだけに女性のシャワー中にこっそり冷蔵庫に生首置いてみたりと、私のようなB型人間には真似の出来ない案外まめなところも見せる。シリーズが進む毎に怪物化が進むジェイソンさんだけに、本作の姿はある意味貴重。

一人でせっせと作ってたんでしょうねぇ
↓↓お帰りの際にでもぽちりと↓↓

