1999年 アメリカ映画 133分 SF 採点★
劇場で一度観たっきり、記憶の奥の方の引き出しに…それも、どちらかというと、イヤなもので一杯になっている方の引き出しにしまいこんでいた映画。『スター・ウォーズ』に特別な思い入れがあるわけではないけど、別段嫌いでもないんですよ。“第一次スター・ウォーズショック”をリアルタイムで体験してますし。個人的に“好きな映画ベスト500”とかやれば、多分ランクインすると思うんですけど。熱狂的なファンの方は読まないほうが…。褒め言葉が出てこないかも知れませんので。
【ストーリー】
通商連邦の調査に向かった2人のジェダイ騎士は、観客が物語の政治的背景をうだうだと観せられている間に、辺鄙な惑星でダース・ベイダーの素を見つけました。
ツッコミどころは多いが、問題はそこじゃない。多くの登場人物、込み入った背景、見せ場の数々をメリハリをつけテンポ良く見せるだけの演出力が、ルーカスにないだけ。『スター・ウォーズ』の頃からないのだが、さらに磨きがかかっているようで。黒澤明の『乱』に影響されたという決戦のシーンも、ただただ整然としているだけで、迫力が全くない。この映画の戦闘シーンが、基本的に横一列に並んで「わぁー」って攻撃して、反撃されれば「わぁー」って散るだけ。映像が素晴らしいのは認めるが、それを活かすだけのストーリーとテンポがないのが痛い。「映像を観る映画だ」とおっしゃる方もおりましたが、なら『スター・ウォーズ』じゃなくても…。
黒幕がパルパティーンであることを、ルーカスは全く隠すつもりはないようで、おかげで物語の抑揚に欠き、登場人物までもがマヌケに見える。帝国による支配の始まりを、現実味のある形で見せたかったんだろうけど、それが『スター・ウォーズ』らしさを削ぐ結果になっている気がしてならない。『エピソードV』を観る為に、再度観なおしてみたが、また記憶の片隅に追いやる結果となりました。
子供のうっかりで、万事解決
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三部作をみた直後にこれを見たのですが、ダースベーダーの素があんなに可愛らしくてびっくり(笑)
スペースオペラつーか、スペースファンタジーつーか、早く続き見せろ!って感じになっちゃいました。なぁんにも考えないで見てうはうはいって喜んでいたのであまり気にならずにわかりやすい話やなぁなんて思ってました(笑)←結構素直な観客だった?(^o^;
こちらからもTBさせていただきまーす
>イヤなもので一杯になっている方の引き出しにしまいこんでいた映画
おっと,こりゃまた,手厳しい(^^);
>熱狂的なファンの方は読まないほうが…
うっ!でも,読んでしまいましたよ〜(^o^)
コメント&TB、ありがとうございます。
相変らず失礼極まりない文章でごめんなさい^^;
なまじ『スター・ウォーズ』世代なもんで、期待も大きかったんで。
そういえば、これにソフィア・コッポラも出ていたようなんですが、全く気付きませんでした。。。
これからも、よろしくお願いします。
私は『スター・ウォーズ』世代じゃないので、
何にも考えず、見ていました(^_^;)
でも、6作まで来ると、「愛着」に似たものを感じます。
私も「愛着」というか「腐れ縁」というか、複雑な思いが…。^^;