2009年 アメリカ映画 91分 コメディ 採点★★★
他人に巻き込まれるのは大嫌いなくせに、往々にして他人を巻き込みがちなたおです。
ゴメンなさい。謝りましたよ。
で、「ホント、あなたってマイペースだよねぇ」とよく言われるんですが、「確かにマイペースですが、それが何か迷惑でも?」と思ったりも。まぁ、よくよく考えれば、“マイペース”ってのが一番他人に迷惑かける行為だったりするんですが。
ゴメンなさい。謝ってるってば。
【ストーリー】
怪盗トルネードによって、世界中の貴重な宝物が次々と盗まれる事件が発生。警察当局はトルネード逮捕の為、各国から精鋭の捜査官を集めたドリーム・チームを結成することを決定。そのチームの指揮官として、よりによってクルーゾー警部が抜擢されてしまい…。
面白かったはずなのだが、観終わった後なにが面白かったのかサッパリ思い出せなかった『ピンクパンサー』の第2弾。今回も、これを書いている時点でもう既に何が面白かったのか、サッパリ思い出せない。
本筋とはほとんど関係のない、その場その場の見事なまでにバカに徹した瞬間的爆発力のあるギャグを、とことん詰め込んだ本作。もはや天災の域に達したクルーゾー警部が巻き起こす騒動も、バカの仮面を被って素知らぬ顔で極悪な言動を繰り広げるスティーヴ・マーティンの凶悪な芸風も前作以上にパワーアップしているのだが、全体的にはパワーダウンしてしまっている感が否めない。前作におけるケヴィン・クラインのような受け手が存在しない。暴走するスティーヴ・マーティンを中心に、みんなが遠巻きに「あぁーあ」って言ってる感じが。
まぁ、あのスティーヴ・マーティンを「受け止めろ!」ってのも酷なんですけど。
笑顔の奥に何やらどす黒いモノが渦巻いているようなスティーヴ・マーティンに対し、前作のケヴィン・クラインからバトンタッチした『ワンダとダイヤと優しい奴ら』のジョン・クリーズが、どれだけのスリリングな絡みを見せるのかが楽しみだったのだが、思いのほかアッサリで。
じゃぁ、前作同様『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』『フライボーイズ』のジャン・レノが思いっきり絡むのかと思いきや、それも然程。まぁ、“朴訥”って感じは伝わりましたが。
この二人でもスティーヴ・マーティンを受け止められないとなると、『オーシャンズ13』のアンディ・ガルシアや、『ダ・ヴィンチ・コード』のアルフレッド・モリナ、『エラゴン 遺志を継ぐ者』のジェレミー・アイアンズらの強力な布陣が揃っても、もう“そこにいるだけ”って感じに。それでも、スティーヴ・マーティンの片側半分だったこともある『ブルー・イン・ザ・フェイス』のリリー・トムリンとの絡みを久しぶりに観れたのは、嬉しい限りですが。
「近づけ!」って言われても…
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そうそう、そうなんですよねぇ〜
クルーゾー警部が独りで飛び抜けちゃって浮いた感じになってしまったから、上司も同僚も上手く絡めず・・・
ましてや、豪華ゲストさん達の手に負えるはずもなく(苦笑)
それがクルーゾー警部らしさだとも言えますが(笑)
何人たりとも近づけさせない恐ろしさはありましたねぇ。
コメディで恐ろしいって表現もアレですがw
こちらからはお返しができないようなので、コメントのみで失礼します。
私も観た後にどんな事件だったか忘れてました(笑)
そうそう、ケヴィン・クラインは違和感なく楽しめましたが、
本作のゲストたちはコメディのイメージから離れていた方ばかりでしたので、
どこまでする?となんだか心配になりながら観てたような(笑)
でも、そこも個人的には楽しめたので、好いのですが。
スティーヴのクルーゾーを受け止めてくれる人、他にいるのでしょうか?(笑)
>こちらからはお返しができないようなので
それは、大変申し訳ないです!
特に制限とかないので、相性なんですかねぇ…。
で、本作。
私ももうすっかり内容については…^^;