2003年 アメリカ映画 92分 コメディ 採点★★★★
身体に悪いから、“フラット・パック”ものは週1回までと昨日決めたばかりなのに…。えぇえぇ、意思が弱いですよ。そんな男なんです、どうせ。タバコひとつやめられない私が、ウィル・フェレルをやめられるわけないじゃん。
【ストーリー】
恋人と別れ、大学の近くに越してきたミッチを励ますため、悪友のビーニーとフランクは盛大なパーティーを開く。ちとばかし派手にやりすぎたため、ミッチの新居は大学施設としての使用以外は禁じられてしまう。んじゃいっそのこと、大学の新しい友愛会ってことにして、昔を懐かしがりながら大騒ぎしちゃいましょうか。
『スタスキー&ハッチ』の監督でもあるトッド・フィリップス自身は、コメディ版『ファイト・クラブ』を目指していたようだが、類似するシーンは確かにあるものの、全体のタッチは“アフター『アニマル・ハウス』”な感じに。『アニマル・ハウス』で効果的に使われていた名曲“ルイ・ルイ”が、本作でも使われているのも偶然ではないだろう。お下劣なお色気コメディとして売り出しているようだが、たかだかオッパイが5・6個出たくらいで“お色気”とは、随分とヤワな国になったもんですねぇ。
主人公は一応大人だが、「責任ある大人として、社会に適応するか?」「昔のままバカ騒ぎを続けるか?」の選択に、一寸の迷いもなく「バカでいる」を選び、学園物の王道ストーリーである“大人対子供”を何の違和感もなく突き進む。「男なんて、皆こんなもんだよ」と決め付けると、反論してくる大人な方々もいるでしょうが、そういう方はあんまり知り合いにいませんので、やっぱり決め付けます。
今回、ウィル・フェレルはやや後ろに下がりアンサンブルに徹しているが、それでも充分殺傷力は高いので、お取り扱いにご注意を。最近は音楽方面での活躍が目覚しいジュリエット・ルイスも、出番は少ないものの強烈な印象を残す。が、やっぱりルーク・ウィルソンがイチオシ。『チャーリーズ・エンジェル』でのピート役に、IQを少々足した実直で朴訥としたキャラは魅力的。前回は、「オーウェンが可愛い」などと言っていた私だが、ルークも可愛い。どっちがいいかなんて、優柔不断な私には決められません。
早いとこフェレル断ちしないと、命にかかわる
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albrechtです。
>身体に悪いから、“フラット・パック”ものは週1回までと昨日決めたばかりなのに…。
あきらかに中毒ですね!
ご愁傷様です・・・。
・・・もう観念して、徹底的にフラットパックに浸りましょう!!!
ハイ、中毒です。禁断症状が出ております。1本観る度に寿命が100日縮むそうですが、構いません。
これからも、よろしくお願いします。
期待にそぐわぬ作品でした♪
私もウィルフェレルやこの愉快な仲間達の中毒・・。
気に入っていただいて何よりです^^
というか、フラットパック関連にほとんどハズレはないんですがw