ティアーズ・オブ・ザ・サン (Tears Of The Sun)

監督　アントワーン・フークア　主演　ブルース・ウィリス
2003年　アメリカ映画　118分　戦争　採点★

イライラする映画だな。
『ワイルド・バンチ』など、男たちが信念や誇りを守るために死んでいく映画は大好きなんだが、この映画で命を落としていく兵士は無駄死になのでは？

内戦激しいナイジェリアへ、アメリカ国籍の女医を救出に“シールズ”の精鋭部隊が出発。でも、女医救出拒否。なんか、難民も一緒じゃないとイヤなんだって。

反乱軍の残虐行為から難民を救うために、命令違反をしてまで命を懸けて戦う男たちの話ならば、素直に感動も感情移入も出来ただろうが、せっかく難民の命を救う決意をしたというのに、実は反乱軍が追っているのはその難民の中に隠れていた前政権大統領の息子だということが判明してから、なんかおかしくなる。しかも、女医らはシールズらが信頼できないから黙ってたときたもんだ。騙されてた？ブルース・ウィリスもモニカ・ベルッチも気分屋のごとく言っている事が変わるし、兵士達も名前を覚える前に死んでいっちゃって、非常に散漫な印象。上司のワガママに黙って付いていった兵士が次々と命を落としていくのに、言いだしっぺブルースと嘘つきモニカがちゃっかり生き残るのにも、腹が立つ。どんな映画でも、面白おかしくいじりたい方なのだが、これは勘弁。モニカ・ベルッチの胸元以外、観るとこナシ。


モニカ、色仕掛けの図

↓↓ぽちりん↓↓


　　　　　　　　

　　　　　　　　

Comments

TBありがとうございました。

この映画は、私もちょっとガッカリでした。
でも、もし、「ティアーズ・オブ・ザ・サン２」が作られるのなら、それはそれで、どんな展開になるのか非常に興味がありますので、見てしまうかもしれません。

Posted by beertoma at 2006年02月12日 04:46