スーツ姿ばかりの中で違和感のある、マスクに部屋着に上着を重ねただけのようなその女性は、別に信号を待っているわけでもなく、ただただ一点を見つめ立っている。マスク越しのその表情は険しいような悲しいような複雑な表情で、信号待ちをしていた私の脳裏に一瞬「あれ?ヤバイ人かな…?」と思わせるもの。
何とも言えない緊張感を感じながら信号が変わるのを待っていた私は、ふとその女性が見つめている目線の先を追ってみると、人混みの中に黄色いランドセルを背負った小さな小さな後ろ姿がピョコピョコと歩いてる。
あぁ、そんな季節なんですねぇ。
嬉しいのと不安なのと寂しいのと、いろんな感情がグチャグチャに入り混じったお母さんの姿に、なんか分かんないけど、「明日も頑張ろっと!」と思った私でしたとさ。
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