2015年09月30日

スーパーヒーロー・パーティ/サタデー・ナイト・ライブ

アントマン』のレビューを書いてる時にちょいと思い出したSNLのスケッチがあったので、せっかくだからペタリと。ヒーロー流行ってますし。
若い世代だと誰が誰なんだかサッパリ分からないって方も多いかと思いますので、ついでに出演者の名前も。
まぁ、見て分からないってことは読んでも分からない可能性大ですけど。

■スーパーマン/ビル・マーレイグランド・ブダペスト・ホテル
■ロイス・レイン/マーゴット・キダー(78年版スーパーマンのロイス・レーンその人)
■フラッシュ/ダン・エイクロイドチャックとラリー おかしな偽装結婚!?
■ビバリー/ギルダ・ラドナー(故人 ウーマン・イン・レッド)
■ラナ/ジェーン・カーティン40男のバージンロード
■ハルク/ジョン・ベルーシ(故人 ブルース・ブラザース)
■クッキー/ラレイン・ニューマンコーンヘッズ
■アントマン/ギャレット・モリスアントマン

【Superhero Party - Saturday Night Live】


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タグ:雑記
posted by たお at 17:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アントマン (Ant-Man)

監督 ペイトン・リード 主演 ポール・ラッド
2015年 アメリカ映画 117分 アクション 採点★★★

キャラクターの宝庫だけあって次から次へと映画化してきますねぇ、マーベルは。それでいて、娯楽作品としての一定のレベルを維持し続けてるってのも凄い。こうなると、どれもこれも似たり寄ったりになりそうなんですけど、それぞれの作品にある程度の個性ってのを持たせてるも立派ですよねぇ。アクションに強い職人監督や知名度のあるスターにとりあえず任せるんじゃなくて、一見門外漢の人を連れてきてるようでいて、その人の個性を活かしつつ、自社のキャラクターイメージは守り続ける、キャラクタービジネスのお手本のような感じが。そもそも本国以外では知名度の低いキャラクターの映画をヒットさせるんだから、それだけでも立派。同様にコミック映画ばっか作っていながらも、悪い意味でのマンガ映画にしかなってない作品を乱発してるどこぞの国の業界さんもちょっとは見習って欲しいもので。それ以外の根本的問題から目を背けて、「予算がぁ」ばっか言ってないで。

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【ストーリー】
電気工学に関する深い知識を持ちながらも前科者故に定職に就けず、養育費が払えないばかりに愛する幼い娘に会うことも出来ないスコット。真っ当な生活を望んでいた彼だったが、刑務所仲間と共に止むを得ずとある老人宅への侵入を決意する。難なく侵入した彼は巨大な金庫を破るが、中に入っていたのは風変わりなスーツのみであった。しかしそのスーツには、着る者を蟻のサイズに縮めるパワーが秘められており…。

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キャプテン・アメリカの第3弾『Captain America: Civil War』への登板も決まっている、マーベルコミックのヒーロー“アントマン”の活躍を描いたアクション・アドベンチャー。メガホンを握ったのは『チアーズ!』のペイトン・リードが。
アントマンというと、ギャレット・モリス扮するアントマンがダン・エイクロイド扮するフラッシュに「へぇ、人間の力のまま小さくなるんだぁ。人間の力のままでねぇ」と冷やかされる、サタデー・ナイト・ライブの“スーパーヒーロー・パーティ”しか浮かばない私。“小さいヒーロー”となると、ミクロイドSとミクロマンしか浮かびませんし。そんなアントマン知らずの私でも、難なく入り込むことが出来た本作。
基本的には『Captain America: Civil War』への前フリ映画であるんですが、その共通世界観を保ちつつ、アクション性や迫力重視ってのよりも笑いやホームドラマの部分に重点を置いた、この作品ならではの個性を楽しめた一本で。敢えてアクションのリズムを崩して笑いを挟み込むクライマックスも好みで。
また、大小変幻自在なサイズを活かした奇抜なアクション構成も見どころ十分。虫嫌いの方には耐え難いかも知れませんが、蟻の群れを巧みに使うってのも面白かったなぁと。
この辺の笑わせながらもキメるべきアクションはしっかりとキメ、尚且つそのキャラクターのコアな部分を壊さない作りってのは、脚本を手掛けた『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』のエドガー・ライトとその盟友の一人ジョー・コーニッシュと、『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』のアダム・マッケイ、そしてポール・ラッドの“らしさ”ってとこなんでしょうねぇ。ただ、「正直なところこの顔触れにしては…」って印象も拭えず。マーベルの縛りがブレーキの働きをしちゃったのかなぁと。

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二代目アントマンことスコット・ラングに扮したのは、『40男のバージンロード』のポール・ラッド。“ザ・普通の人”がハマるポール・ラッドがマーベル・ヒーローを演じると初めて聞いた時は、正直違和感以外に何も感じなかったんですけど、マーベル・シネマティック・ユニバースの作品群の中でもコメディ色の強い本作なので、当初思ってたよりは違和感もなし。というか、絶妙に普通という以外に当てはめようがない、基本的にいつものポール・ラッドだったので安心。一応ヒーローらしく身体も絞ったようですけど、やっぱりポニョ&ポコンのポール。そんないつものポールを劇場で観れるってのが本作を観ようと思った最大の理由なんですけど、その半面、ポール・ラッド主演作が日本で大々的に宣伝されて公開されるという、ついこの間まではあり得なかった現実に喜び以上の戸惑いも
一方の初代アントマンに扮したのは、『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』のマイケル・ダグラス。親子なんで似ていて当然なんですけど、老人の域に達しても尚タフさ溢れるその様は八割方カーク・ダグラス。ベテラン現役ヒーローとして出てきても大丈夫そうな感じは流石。そう言えば、マイケル・ダグラスの撮影最終日に、ポール・ラッドがノーパンにバスローブだけを羽織り撮影中のマイケル・ダグラスの前に陣取って、椅子に座って足を組み返す“氷の微笑ごっこ”をやったそうなんですが、その冗談が全く通じなかったマイケル・ダグラスにポール・ラッドは怒られてしまったとか。
その他、今後ワスプとして関わっていくのかちょっと微妙な『リアル・スティール』のエヴァンジェリン・リリーや、『フライト・ゲーム』のコリー・ストール、『エンド・オブ・ウォッチ』のマイケル・ペーニャらが共演。また、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のアンソニー・マッキーや、エンドクレジット後に登場する『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のクリス・エヴァンスらが次回作への繋がりの為に登場し、もちろんスタン・リーも出演
そんな中でも個人的に嬉しかったのが、劇中アントマンが落ちてくる車の運転手役として一瞬だけ出てくるギャレット・モリスで。アントマンを映画化する際に、彼の名前を思い出してくれた人がいたって事実だけでも嬉しいもので。

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天敵は蟻地獄マン?

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posted by たお at 00:01 | Comment(6) | TrackBack(35) | 前にも観たアレ■あ行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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