年末年始の超大作攻勢も終わり、ちょいと落ち着きを取り戻した感もあるプログラム。ただ、『マッドマックス』のロングラン状態には目を見張るものが。また、激戦となるタイミングを避けて登場する邦画の大作や、『太陽を盗んだ男』なんかも注目点かと。
ちょっと気になるのが、東宝で開催していた“ロッキー大会”ですねぇ。詳細が分からないんですけど、『ロッキー』と『ロッキー2』の同時上映だったんでしょうかねぇ。東宝くらいでかい劇場でも、この時期に新規プログラムを持ってきていなかったんですねぇ。
また、この頃の新聞広告を見ると東宝が次回公開の超大作として『1941』をやたらと推してるってのが、今となっては感慨深くも。宣伝が始まった当初は“『ジョーズ』『未知との遭遇』のスピルバーグ監督が、史上最高の71億円をかけて、またまたみんなを驚かせようとしている”とか“奇想天外・驚天動地のロードショー!”といかにも安心印の超大作ってな宣伝文句が並んでますけど、実態が明らかになってくるにつれ“ワッ!なんだ!なんだ!こいつは「地獄」か、「天国」か?!”と、うろたえっぷりが隠せていない宣伝文句に変わっていく様が、なんとも切なくも可笑しいなぁと。
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