2015年07月09日

ブルー・リベンジ (Blue Ruin)

監督 ジェレミー・ソルニエ 主演 メイコン・ブレア
2013年 アメリカ/フランス映画 90分 サスペンス 採点★★★

若い頃ならまだしも、こんだけ大人になっちゃうと殴り合いの喧嘩をすることなんてなくなりますよねぇ。私の見た感じと雰囲気がなんか怖いってのもあって、誰もそこまでは絡んできませんし、もしそんなことになっても身体が絶対に追いついてこないでしょうから、自分もそこまで絡むつもりもなし。そう言えば、夢の中で誰かを殴ろうとすると、まるで水の中かのように身体が重くなって思うように動かないのは何でなんでしょうねぇ?

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【ストーリー】
両親を殺害した犯人が司法取引により釈放されることを知った、ホームレスのドワイト。彼はオンボロの青いセダンを走らせ犯人のもとへ向かい、復讐として犯人を殺害する。しかし、犯人一家の報復が始まり…。

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各映画祭で話題を呼んだとかいう、撮影畑出身のジェレミー・ソルニエが脚本/撮影/監督を務めた犯罪スリラー。
ホームレス姿の主人公が無言のまま復讐を果たす冒頭30分以上に、髭を剃って身だしなみを整えたら虫も殺せないような見るからに“小市民”が出てきたことに衝撃を覚えた本作。「失うものは何もない!」とばかりに行動を起こすも考えてみれば失いたくないものが色々あったり、怪我を勇ましく自分で治そうとするが、痛すぎるからやっぱり病院へ行ったりと、スタイリッシュやストイックとは遠いアワアワした感じが主人公の“普通さ”が、より一層その小市民っぷりを。
感情に任せた自暴自棄が生んだ復讐の連鎖を力で封じるのではなく、最後の最後までなんとかやり過ごせないかと思索する主人公。また、田舎町のいじめっ子一家のような犯罪者一族と、それに虐げられるいじめられっ子一家の対立構造のような趣。そんな構図や描写の明確さが、普通の人間であっても生み出しかねない暴力の連鎖とその醜さってのを本作がしっかりと描ききった要因なのかなぁと。若干都合の良いキャラではあったものの、銃マニアの級友のイイ男っぷりや、もう十分過ぎるほど巻き込んではいるが、その級友をこれ以上深みに巻き込まぬよう彼の車のバッテリーをこっそりと抜き取っておく主人公の姿など、後々まで印象が残る良いシーンが多かった作品でも。

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正しい助言をすることばかりが正解とも限らず

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posted by たお at 08:36 | Comment(2) | TrackBack(2) | 前にも観たアレ■は行■ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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